新型「911カレラカブリオレ」、予約受付開始

2011.11.24 自動車ニュース

ポルシェ、「911カレラカブリオレ」の予約受付を開始

ポルシェジャパンは、2011年9月のフランクフルトショーでワールドプレミアした新型「911」にカブリオレを追加。2011年11月30日に予約受付を開始すると発表した。

コードネーム991、水冷3世代目の新型「911」がデビューしてからまだ半年もたっていないというのに、早くも新しいボディーバリエーション「カブリオレ」が登場した。クーペ同様、カブリオレは定番モデルとはいえ、この追加はかなり素早い動きと言えるだろう。

「911カブリオレ」の定石どおり、クーペボディーをベースにオープン化。100mm延長されたホイールベースがもたらす居住スペースの拡大や、アルミ素材の多用などによる大幅な軽量化といった新型「911」の良さはもちろんそのまま受け継がれている。ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4491×1808×1299mm(カレラカブリオレ)、ホイールベースは2450mm。全高が4mm程度低い以外はホイールベースを含め、クーペと同じだ。

屋根は幌式のソフトトップを先代から継承した。最近の主流は開閉式のハードトップだが、いくら世界に名をはせるポルシェのエンジニアといえども、リアにエンジンを抱える「911」に、収納した屋根を収めるスペースを作り出すことは難しかったようだ。ソフトトップの形状は従来型よりもさらに滑らかになり、閉めたときのスタイリングは個性的なルーフラインを持つクーペにさらに近づいた。そのほか、サイドウィンドウのモールが廃止され、ハイマウントストップランプの位置がトノカバー上からエンジンフード内に移動するなどの変更も受けている。

幌の構造材にマグネシウムなどの軽量部材を使用することで、大幅な軽量化を実現。運動性能だけでなく燃費や快適性の向上に貢献しているという。車両重量はカレラカブリオレで1470kg、カレラSカブリオレは1485kg。従来の「911カブリオレ」と比べると約60kgも軽くなった。なお、クーペに対しては70kg程度重くなっている。

ラインナップはクーペ同様、3.4リッター水平対向6気筒を搭載した「カレラカブリオレ」と3.8リッターの「カレラSカブリオレ」の2グレード。3.4リッターが最高出力350ps/7400rpm、最大トルク39.8kgm/5600rpm、3.8リッターは400ps/7000rpm、44.9kgm/5600rpmというスペックに変更はない。最高速度はクーペよりも各グレードとも3km/h低い284km/h(カレラ・PDK)、299km/h(カレラS・PDK)。0-100km/h加速はクーペよりもコンマ2秒落ちの4.8秒(カレラ・PDK)、4.5秒(カレラS・PDK)となっている。

また燃費は、市街地と高速走行を交えた新欧州ドライビングサイクル(NEDC)で11.9km/リッター(カレラ・PDK)、11.2km/リッター(カレラS・PDK)を達成。クーペよりもコンマ3km程度悪化しているものの、どちらも10km/リッターを超えるとともに、従来のカブリオレよりも15〜18%の向上を果たしている。

ドイツではデュアルクラッチ式7段PDKのほかに、新型「911」で初採用された7段MTも選べるが、日本仕様は7段PDKのみ。ただし、ハンドル位置は左のほかに右も選べる。

価格は、カレラカブリオレが1361万円、カレラSカブリオレは1641万円。それぞれクーペの169万円高、185万円高となっている。

(文=新井一樹)

「ポルシェ911カレラSカブリオレ」(写真右)と「911カレラカブリオレ」(写真左)
「ポルシェ911カレラSカブリオレ」(写真右)と「911カレラカブリオレ」(写真左) 拡大

新型「911カレラカブリオレ」、予約受付開始の画像 拡大

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