東京モーターショー2015

スズキ・エアトライサー:あのクルマの新バージョンかと思ったら……

2015.10.31 自動車ニュース
スズキ・エアトライサー

スズキ・エアトライサー:あのクルマの新バージョンかと思ったら……

待っているのに、いっこうに量産化の気配がないフォルクスワーゲン(VW)の「マイクロバスコンセプト」。今回、スズキが出展したこのクルマも同じ運命をたどるのだろうか? いや、ひょっとして……。

 
2011年に発表された「フォルクスワーゲン・ニューブリー」。「マイクロバスコンセプト」がよみがえったかのように見えたが……。(写真=沼田 亨)
前後対称に近い「エアトライサー」のサイドビュー。(写真=webCG)
 

■“前後対称”のサイドビューがチャームポイント

2001年のデトロイトモーターショーで初公開され、同年の東京モーターショーにも出展されたVWの「マイクロバスコンセプト」。「VWタイプ2バス」の現代版といえるコンセプトモデルで、好評を博したものの、それっきりで終わった。それから10年を経た2011年には、小ぶりになってEV化されたモデルがジュネーブでデビュー、これまた東京にもやってきた。今度こそ市販モデルを開発中とのうわさも聞こえてきたが、いつの間にか立ち消えとなってしまい、いっこうに出てくる気配がない。

ところが思い出したように、今回の東京ショーにも新たなバージョンが出展されている……と思ったら、違った。平べったい鼻先に付けられたエンブレムは“S”。「エアトライサー」と名乗るスズキのコンセプトモデルだったのだ。

この種のモデルはどうしても似たようなカタチになってしまうが、エアトライサーの場合は観音開き式スライドドアを持つ、前後対称に近いサイドビューがチャームポイントだ。3列シートの多彩なアレンジもウリだが、個人的にはそれには興味がなく、魅力を感じたのはエクステリアデザインである。とはいえ、これはあくまでショーカーであろう。だが、そのデザインコンセプトを量産車に生かす可能性はないとはいえない。どこかがグズグズしているうちに、ひょっとして?

(文=沼田 亨/写真=峰 昌宏、沼田 亨、webCG)

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