東京モーターショー2015

ダイハツNORI ORI:画期的なアイデア

2015.10.31 自動車ニュース
ダイハツNORI ORI
ダイハツNORI ORI

ダイハツNORI ORI:画期的なアイデア

子育てしながら主婦業もやっていると、遠い未来に実現しそうな夢のような乗り物よりも、近い将来に役立ちそうなクルマのほうに目が行ってしまいます。

 
ダイハツNORI ORI:画期的なアイデアの画像
 
ダイハツNORI ORI:画期的なアイデアの画像
 
ダイハツNORI ORI:画期的なアイデアの画像

■乗り降りがラクで、しかも安全

5歳の息子とクルマで出掛けると、コンパクトカーであっても乗り降りがしづらいな~と感じることがしばしば。例えば乗りこむ場合、子供はまずフロアまで上がり、さらにチャイルドシートやジュニアシートに座るという2段階のステップをクリアしなければならないんです。しかも、よじ登る態勢で。これじゃ、クルマに乗るのがおっくうになってしまいそうです。

そこで私が注目したのは、ダイハツの「NORI ORI(ノリオリ)」。軽自動車という限られたサイズで、最大限乗り降りをラクにすることを目的に開発された、近未来のマルチユースコミューターです。このクルマの注目すべき点、それはニールダウンシステムを採用したことにより、超低床フロアになっていること。

ドアがセンターから左右にスライドすると、車体がじわりじわりと下がり、ステップ下側から大きなフラップが伸びてくるんです。280mmのフロア高が、乗降時には180mmまで下がるので、フラップの傾斜もゆるやか。小さな子供からお年寄りはもちろん、車いすやベビーカーを載せる際にも安全なんですね。これはスゴイ!

車両全体を下げる機構として現在検討されているのが、油圧やエアサス、そして機械的にバネを短くするという3つの方法。価格やスペース等の問題をクリアできれば、市販化も可能とのことで、将来的には「タント」のスロープ仕様車として採用される可能性もあるそうです。

運転席以外の3席はすべて畳んで収納でき、車いすでの移動がラクにできるというのも画期的なアイデア。こちらもぜひ、市販化へつながるといいですね。期待しています!

(文=スーザン史子/写真=峰 昌宏)
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。