第429回:【Movie】あの名車が本気で走る! 「シトロエンDS 60周年祭」

2015.12.18 エッセイ

約700台のシトロエンDSが集結

2015年も残すところあとわずか、今年の「年グルマ」といえば、なんといっても誕生60周年を迎えた「シトロエンDS」であった。

今回は2015年5月末にパリ郊外のリナ・モンレリー・サーキットで開催された、メーカー&公認クラブによる「シトロエンDS 60周年記念祭」の模様を動画でお届けしよう。

集結したDSは約700台。ファンたちは「コンクール・デレガンス」「3輪走行ショー」といったアトラクションやデジュネ(昼食)を楽しんだあと、木陰の下の、愛車のシートで昼寝。その傍らで、かつてグランプリレースも行われた伝説のバンク付きコースを順番に楽しんだ。その小気味よい走りっぷりは、ミュージアムのコレクションとして死蔵するにはまだまだ惜しいと、考えを改めさせられた。

あの夢のような週末から半年が過ぎたにもかかわらず、あの時、彼らが感極まって鳴らし続けた「ラ・マルセイエーズ」や「クワイ河マーチ」といったメロディーホーンの音色が、筆者の脳裏には今なお響き続けている。

(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

 【Movie】「シトロエンDS 60周年祭」(前編)

 

 【Movie】「シトロエンDS 60周年祭」(前編)

 

(撮影と編集=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

2015年5月23日、パリから南へ20kmにあるリナ・モンレリー・サーキットで開催された「シトロエンDS 60周年記念祭」。ここは今日、型式認証試験などに使用されている。
コンクール・デレガンス。これは「運転手」と「社長」に扮(ふん)した2人。
ハイドロニューマチックサスペンションの特性を生かした3輪走行ショー。
バンク付きコースを走る。愛車に容赦なくむちを当てて楽しむオーナーたちが痛快であった。
翌日はパリ市内をパレード。60年前に「シトロエンDS」が発表された会場であるグラン・パレ(写真)の前もルートに含まれていた。

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大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。