顔立ち一新、三菱ミラージュがマイナーチェンジ

2015.12.18 自動車ニュース
「三菱ミラージュ」
「三菱ミラージュ」

顔立ち一新 「三菱ミラージュ」がマイナーチェンジ

三菱自動車は2015年12月17日、コンパクトカー「ミラージュ」にマイナーチェンジを実施し、2016年1月14日に発売すると発表した。

マイナーチェンジを受けた「ミラージュ」のリアビュー。
マイナーチェンジを受けた「ミラージュ」のリアビュー。
上級グレード「G」のインテリア。
上級グレード「G」のインテリア。

■「コルト」のオーナー層の買い替え需要に応えたい

2012年に登場した6代目ミラージュは、三菱がタイで生産する世界戦略車である。現在では世界93カ国で販売されており、これまでの累計販売台数は32万台にのぼる。

今回のマイナーチェンジは、運転支援システム「e-Assist」の採用や内外装デザインの変更など、装備の強化と内外装の質感の向上が主な内容となっている。三菱は今回の改良を通し、「かつての『コルト』(2002年から2013年にかけて販売されていたBセグメントのコンパクトカー)のオーナー層にも満足してもらえるモデルとし、乗り換えニーズの受け皿としたい」としている。

ラインナップと価格は以下の通り。
・M:138万240円
・G:148万5000円

なお、今回のマイナーチェンジに伴い、1リッター直3エンジン搭載車については日本での販売を終了。パワーユニットは1.2リッター直3エンジンのみの設定となった。

新色の「ワインレッドパール」。
新色の「ワインレッドパール」。
新色の「サンライズオレンジメタリック」。
新色の「サンライズオレンジメタリック」。
高輝度常時透過照明点灯タイプのメッキ加飾付きメーター。
高輝度常時透過照明点灯タイプのメッキ加飾付きメーター。

■「親しみやすさ」より「スポーティーさ」「質感の高さ」を重視

エクステリアデザインについては、ボリューム感のあるボンネットやクロムメッキで装飾したグリル、エアダム形状を取り入れたバンパーなどを採用することで、フロントマスクのデザインを一新。上級グレードの「G」には、ライトチューブ式のLEDポジションランプを備えたディスチャージヘッドランプを新たに装備した。

一方リアでは、ロー&ワイド感を強調する大型のバンパーやLED式のコンビランプ、空力性能と後方視界を両立する新形状のルーフスポイラーを採用。ホイールは8ツインスポークのラウンドリムタイプで、ブラック塗装と切削光輝仕上げを組み合わせたツートンのデザインとしている。

またボディーカラーでは既存のパープルとイエローに代えて、「ワインレッドパール」と「サンライズオレンジメタリック」の2色を設定した。

インテリアについても質感の向上を図っており、M、Gともに新たに高輝度常時透過照明点灯タイプのメッキ加飾付きメーターを搭載。Gにはピアノブラックとメッキの装飾を用いたリモコンスイッチ付きの本革巻きステアリングホイールを採用した。インテリアカラーはGがブラック、Mがブラックとアイボリーのツートン。両グレードともシートのデザインを変更しており、Gのフロントシートにはサイド部にステッチを施している。

このほかにも、ラゲッジルームのフロアに分割格納が可能なカーゴフロアボックスを採用したり、後席シートバックを倒した際のフロアをフラットにしたりと、荷室まわりの使い勝手を向上させている。

フロントウィンドウに装備された、「FCM-City」と「誤発進抑制制御機能(前進時)」用の赤外線レーザー。
フロントウィンドウに装備された、「FCM-City」と「誤発進抑制制御機能(前進時)」用の赤外線レーザー。
今回のマイナーチェンジでは、足まわりに改良を施すなど、運動性能の向上も図っている。
今回のマイナーチェンジでは、足まわりに改良を施すなど、運動性能の向上も図っている。
燃費性能は25.4km/リッターと、従来モデルの1.2リッター車より0.4km/リッター向上している(いずれもJC08モード)。
燃費性能は25.4km/リッターと、従来モデルの1.2リッター車より0.4km/リッター向上している(いずれもJC08モード)。

■自動緊急ブレーキを全車に採用、走りの質感向上にも注力

装備については「e-Assist」と呼ばれる運転支援システムの設定がトピックとなっている。具体的には約5~30km/hの車速で作動する低車速域衝突被害軽減ブレーキ「FCM-City」と、ペダルの踏み間違いなどの操作ミスによる事故を予防する「誤発進抑制制御機能(前進時)」を全車に標準で採用した。

走りに関する改良も行っており、アイドリングストップ機構には減速時に車速が約13km/h以下になるとエンジンを停止するコーストストップ機能を追加。低フリクションタイプのタイミングチェーンや冷機を導入するダクトの採用などとも相まって、燃費を25.4km/リッター(JC08モード)に改善した。

さらに、足まわりでは操縦安定性を高めるため、前後ショックアブソーバーの減衰力とリアスプリングのバネ定数を見直すとともに、ボディー側の取り付け部の剛性を強化。電動パワーステアリングについては、より自然な操舵(そうだ)感を実現するため、ステアリングを戻す方向のフィーリングを改善した。このほかにも、CVTに関してはクラッチ制御を改良することでアイドリングストップからのエンジン再始動時に生じるショックを抑制。またダウンシフトの制御を見直すことで、中間加速時のレスポンスを向上させているという。

(webCG)
 

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