外も内もベントレーそのもの

ベンテイガのルックスはご覧の画像の通り。丸型4灯のヘッドライトとメッシュのフロントグリル、前後フェンダーやエンジンフードのエッジなどのディテールは大胆さと繊細さを絶妙に組み合わせたもので、現行のベントレーと共通している。全長5141×全幅1998×全高1742mmという特大のサイズを感じさせず、引き締まって見える。

豪華で超上質な車内の様子も、ベントレーそのものだ。「金属に見えるものは金属、革に見えるものは革、木に見えるものは木を用いる。フェイクはない」と標榜(ひょうぼう)してきた通り。マルチファンクションモニターが大型化され、その周囲のスイッチ類もアップデートされている。

ダッシュボード中央部分に標準で装備されるブライトリング製クロックの代わりに、オプションで同じブライトリング製のトゥールビヨン機構を備えた機械式クロックを付けることもできる。その場合、車両価格の半分にあたる15万ユーロ(約2000万円!)もの追加料金が注文書に記載されてしまう。

「同じものが卓上用としても用意されていますから、セットでいかがでしょう?」

ジョークなのか本気なのか?

CEO兼チェアマンのヴォルフグガング・デュラハイマー氏はポルシェ時代から絶対に笑顔をメディアに見せなかったけれども、それは今でも変わらない。

丸型4灯のLEDヘッドライトとメッシュのグリルからなるフロントデザインは、まごうことなきベントレー。外側のヘッドランプの中央部(ボディー同色部)にヘッドライトウォッシャーが装着されている。
丸型4灯のLEDヘッドライトとメッシュのグリルからなるフロントデザインは、まごうことなきベントレー。外側のヘッドランプの中央部(ボディー同色部)にヘッドライトウォッシャーが装着されている。
キャビンの構成は4人乗りと5人乗りの2仕様がある。この写真は5人乗り。
キャビンの構成は4人乗りと5人乗りの2仕様がある。この写真は5人乗り。
4人乗り仕様の後席は左右独立式となっている。それぞれ18方向のシート調整が可能で、マッサージおよびベンチレーション機能が備わっている。
4人乗り仕様の後席は左右独立式となっている。それぞれ18方向のシート調整が可能で、マッサージおよびベンチレーション機能が備わっている。
豊富なオプションとパーソナライズメニューがそろう。その中にはトゥールビヨン脱進器を備えた15万ユーロのクロックも含まれている。
豊富なオプションとパーソナライズメニューがそろう。その中にはトゥールビヨン脱進器を備えた15万ユーロのクロックも含まれている。

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