ブリヂストンが新タイヤ、プレイズPXを発表

2016.01.08 自動車ニュース
左からセダン・クーペ専用の「プレイズPX」、ミニバン専用の「プレイズPX-RV」、軽・コンパクト専用の「プレイズPX-C」。

ブリヂストンが“疲れにくい”タイヤ「プレイズPX」を発表

ブリヂストンは2016年1月8日、運転中の“疲れ”を軽減する乗用車用タイヤの新商品「プレイズPX」を発表。2月1日より順次発売する。

都内で行われた発表会には、CMキャラクターを務める綾瀬はるかさんが登場した。
「プレイズPX」シリーズの商品説明をするブリヂストンの執行役員、真鍋利明氏。ブリヂストンタイヤジャパンの代表取締役社長も兼任する。
「プレイズPX」シリーズの“疲れにくさ”は、脳波信号解析の分野で注目されている満倉靖恵氏(慶應義塾大学理工学部准教授)の監修のもと、確認されているという。
“疲れにくい”という新たな安全性能をうたう「プレイズPX」シリーズ。背後に立つのは、ブリヂストン執行役員の真鍋利明氏(左)と綾瀬はるかさん(右)。
「プレイズPX」シリーズには幅広いラインナップがそろう。「プレイズPX」(左)が40サイズ、「プレイズPX-RV」が35サイズ、「プレイズPX-C」が21サイズ。

■コンセプトは「疲れにくいという安全性能」

2005年に「タイヤを変えるとドライブがらくになる」をテーマに登場した「プレイズ」は、2012年に同社のスタンダードタイヤ「エコピア」の一部として生まれ変わったことでそのブランドが一時途絶えていたが、4年ぶりにその名前が復活することになった。

新商品のプレイズPXは、「疲れにくいという安全性能」がコンセプト。ブリヂストンは製品としてのタイヤの安全性を「直進安全性」「乗り心地」「静粛性」「ライフ」「低燃費」「ドライ」「ウエット」の7項目で捉え、その性能向上に努めてきた。今回、クルマを運転するドライバーに着目し、運転中の負担を軽減することで安全性の向上を図ろうというのがこのプレイズPXである。

ブリヂストンは、直進、コーナリング、レーンチェンジなどの際に細かいハンドルの修正操作がストレスを生み、その蓄積が疲れになると考えており、これを防ぐために、直進時のハンドルのブレが少なく、思いどおりのハンドリングが得られ、レーンチェンジ時にふらつきが少ないという性能をこのプレイズPXで目指した。

その実現のために、これまでもプレイズで採用してきた非対称形状や新しいトレッドパターンなどにより対応。たとえば、実際の接地時に最適な形状となる非対称形状を採用。また、トレッドパターンは、中央のクロスリーフカットグルーブと外側の高剛性ショルダーブロックがハンドリング性能の向上に寄与。一方、内側のラウンドリブエッジが接地時のグリップを最大限に引き出す役割を果たすという。

さらに、セダン・クーペ専用の「プレイズPX」に加えて、ミニバン専用の「プレイズPX-RV」、軽・コンパクト専用の「プレイズPX-C」と、車種別専用の設計を採用。これにより、ミニバンではコーナリングやレーンチェンジ時のふらつき、軽・コンパクトでは偏摩耗やハイト系ワゴンのふらつきといった車種特有の課題に対応している。

ブリヂストンでは、プレイズPXの疲れにくさを検証するために、脳波研究の分野で注目を集めている満倉靖恵氏(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科准教授)の監修のもと、比較実験を実施。従来品の「エコピアEX20」とプレイズPXで走行時の脳波を分析したところ、参加した20代から50代男性ドライバー全員が、プレイズPXのほうがストレス値が低く、疲れにくいタイヤであることが確認されたという。

加えて、新開発のパワートレッドゴムやトレッドパターンにより、エコピアEX20と同等のウエットブレーキ性能(a~bグレード)や低転がり抵抗(AA~Aグレード)を確保する一方、耐摩耗性を10%向上している。

ラインナップは、プレイズPXが185/70R14~245/45R19の40サイズ。プレイズPX-RVが185/65R14~245/30R20の35サイズ。プレイズPX-Cが155/65R13~185/55R16の21サイズ。メーカー希望小売価格を設定し、税込価格は9936円~5万3676円。

(文と写真=生方 聡)

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