VWが新型ゴルフトゥーランを発売

2016.01.12 自動車ニュース

新型「フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン」とフォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役のスヴェン・シュタイン氏。


	新型「フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン」とフォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役のスヴェン・シュタイン氏。

フォルクスワーゲンが新型「ゴルフトゥーラン」を発売

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2016年1月12日、「MQB」を採用し生まれ変わった新型「ゴルフトゥーラン」を発表し、同日より販売を開始した。

新型「ゴルフトゥーラン」の特長について説明するスヴェン・シュタイン代表取締役。
新型「ゴルフトゥーラン」の特長について説明するスヴェン・シュタイン代表取締役。
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像
 
VWが新型ゴルフトゥーランを発売の画像

■「ゴルフ7」とプラットフォームを共有するコンパクトミニバン

ゴルフトゥーランは、同社の主力モデルである「ゴルフ」と基本設計を共有するコンパクトミニバン。“ゴルフ5”をベースとした初代ゴルフトゥーランが日本に導入されたのは2004年のことで、その後、2007年と2010年にはビッグマイナーチェンジが実施されている。

今回登場したのは、MQB(モジュラートランスバースマトリックス)の採用により、デザインだけでなく基本設計までもが刷新されたモデルで、現行の“ゴルフ7”同様、安全性などの点で大きく進化している。

新型ゴルフトゥーランのボディーサイズは、全長×全幅×全高=4535×1830×1660mm(ルーフレール付きの場合)で、これは旧型に比べて全長で130mm、全幅で35mmの拡大となる一方、全高は仕様によって0~30mm低くなった。ホイールベースは旧型から110mm伸びて2785mmとなり、全長の拡大分のほとんどがホイールベースの延長に充てられたということになる。

ワイド&ローのプロポーションと水平基調のラインで構成されるデザインにより、新型ゴルフトゥーランは旧型とは打って変わってシャープな印象となった。フロントマスクはラジエーターグリルの水平バーとスリムになったヘッドライトが精悍(せいかん)なイメージをもたらし、またサイドビューでも、サイドウィンドウ下に設けられたシャープなショルダーラインが伸びやかなボディーにアクセントを与えている。エクステリア同様、インテリアも水平基調のデザインとなり、上質さも大幅に向上した。

日本に導入されるゴルフトゥーランはすべて3列7シーターの仕様で、セカンドシートとサードシートの背もたれを前に倒せば、簡単にフラットなラゲッジスペースが手に入る。サードシートを収納した状態でのラゲッジルーム容量は最大917リッター。セカンドシートを倒せば最大1857リッターまで拡大できる。さらに、助手席のシートバックを前に倒せば、長尺物の収納も可能だ(一部グレードを除く)。

スライドやリクラインが可能なセカンドシートにはイージーエントリー機能(中央部を除く)が採用され、サードシートへの乗降性が高められた。また、グレードによってはセカンドシートの左右にチャイルドシートを内蔵する「インテグレーテッドチャイルドシート」を設定している。

パワートレインは、1.4リッター直列4気筒直噴ターボエンジンの1.4 TSI(150ps/25.5kgm)とデュアルクラッチギアボックスの7段DSGを採用。駆動方式はFFで、JC08モード燃費は18.5km/リッターとなっている。

ゴルフや「パサート」と同様、安全装備の強化もハイライトのひとつ。自動ブレーキにより追突を回避、あるいは被害を軽減するプリクラッシュブレーキシステム、事故が起きたときにクルマにブレーキをかけて二次衝突を防ぐポストコリジョンブレーキシステムなどを全車に標準装着するとともに、レーンキープアシストシステムを用意する。

ラインナップは、エントリーグレードの「TSIトレンドライン」(284万7000円)、ルーフレールや可倒式シート(助手席)、トノカバーなど装備が充実した「TSIコンフォートライン」(317万円)、LEDヘッドライトやレーンキープアシストシステム、アダプティブクルーズコントロールなどが標準装着される上級グレードの「TSIハイライン」(376万9000円)が設定される。また2016年の中ごろには、スポーティーな意匠の「Rライン」も導入される予定となっている。

(文=生方 聡/写真=荒川正幸、webCG)
 

関連記事
  • フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランTSIコンフォートライン(FF/7AT)【試乗記】 2016.3.9 試乗記 「フォルクスワーゲン・ゴルフ」をベースとしたコンパクトミニバンの、新型「ゴルフトゥーラン」に試乗。ミニバンらしからぬ運動性能を備えた同車でドライブに出掛ける際に、ドライバーが気をつけなければならないこととは?
  • フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーランTSI Rライン(FF/7AT)【試乗記】
    2016.9.30 試乗記 フォルクスワーゲンのコンパクトミニバン「ゴルフトゥーラン」に、新たな最上級グレード「TSI Rライン」が登場。スポーティーな装いの内外装が特徴とされている同車だが、注目すべきはむしろ走りの方だった。
  • プジョー3008GTライン デビューエディション(FF/6AT)【試乗記】 2017.5.25 試乗記 モデルチェンジを受けて、よりSUVらしい存在感を得た「プジョー3008」。新世代のi-Cockpitが採用され、先進運転支援システムも強化されるなど、見どころ満載のニューカマーだ。「GTライン デビューエディション」に試乗した。
  • スバル・インプレッサG4 1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.5.10 試乗記 “素のグレード”の出来栄えにこそ、そのモデルの実力が表れる。スバルのCセグメントセダン「インプレッサG4」のエントリーモデル「1.6i-L EyeSight」に試乗。その走りや装備の充実度、静的質感などを通して、スバルの最新モデルの地力に迫る。
  • 「フォルクスワーゲン・ゴルフ」がマイナーチェンジ 2017.5.25 自動車ニュース フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2017年5月25日、マイナーチェンジを施した「ゴルフ/ゴルフヴァリアント/ゴルフ オールトラック」を発表した。同年5月29日に発売する。車両価格は249万9000円から。
  • トヨタが新型「カムリ」日本仕様の内外装を初公開 2017.5.19 自動車ニュース トヨタ自動車は、新型「カムリ」の日本仕様の内外装を、オフィシャルウェブサイト上で公開した。2017年1月の北米国際自動車ショーで、米国仕様が世界初公開されており、日本市場には同年夏ごろの投入が予定されている。
  • アウディQ2ファーストエディション(FF/7AT)【試乗記】 2017.5.18 試乗記 アウディのSUVファミリーである「Qシリーズ」に、最もコンパクトな「Q2」が登場。「今後の販売の柱」と位置づけられるニューモデルの実力を、装備充実の1.4リッターモデルで確かめた。
  • 仏プジョー、本国で「308」をマイナーチェンジ 2017.5.8 自動車ニュース フランスのグループPSAは2017年5月5日、「プジョー308」のマイナーチェンジモデルの概要を発表した。フロントまわりのデザインが変更を受けるほか、先進運転支援システムが強化される。
  • 「BMW X1」に上質感を高めた限定車登場 2017.4.28 自動車ニュース BMWジャパンは2017年4月27日、コンパクトSUV「BMW X1」にスタイリッシュさと上質感の向上が図られた特別仕様車「X1 sDrive18iファッショニスタ」を設定し、270台の台数限定で発売した。価格は467万円。
  • MINIクーパーD クロスオーバー(FF/8AT)【試乗記】 2017.5.2 試乗記 より大きく、より豪華に生まれ変わった「MINIクロスオーバー」。もはやミニと呼ぶのがはばかられる“フルサイズカー”に進化した新型の魅力とは? 現時点でシリーズ唯一のFFモデルとなる「クーパーD クロスオーバー」に試乗して考えた。
ホームへ戻る