オフロード性能を高めた「究極のGクラス」登場

「Gクラス」をベースに悪路走破性能を徹底追及。「G550 4×4²」登場。 2016.04.04 自動車ニュース
「メルセデス・ベンツG550 4×4²
「メルセデス・ベンツG550 4×4²」 拡大

メルセデスが悪路走破性能を追求した「G550 4×4²」を発表

メルセデス・ベンツ日本は、2016年4月4日にクロスカントリーモデル「Gクラス」の特別仕様車「G550 4×4²(フォー・バイ・フォー スクエアード)」を発表した。期間限定モデルとなり、2016年4月4日から同年5月31日までの期間のみ注文を受け付ける。

専用設計の足まわりやオーバーフェンダーの採用などにより、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4520×2100×2240mmとなっている。
専用設計の足まわりやオーバーフェンダーの採用などにより、ボディーサイズは全長×全幅×全高=4520×2100×2240mmとなっている。 拡大
G550 4×4²」のインストゥルメントパネルまわり。インフォテインメントシステムの「COMANDシステム」は日本語に対応している。
「G550 4×4²」のインストゥルメントパネルまわり。インフォテインメントシステムの「COMANDシステム」は日本語に対応している。 拡大
足まわりには、ひとつの車輪につき2組のダンパーとスプリングが備わる「ツインサスペンション」が採用される。
足まわりには、ひとつの車輪につき2組のダンパーとスプリングが備わる「ツインサスペンション」が採用される。 拡大
「ポータルアクスル」が採用されたG550 4×4²の足まわり。車輪側にハブリダクション機構を備えることで、最低地上高を高めることができる。
「ポータルアクスル」が採用された「G550 4×4²」の足まわり。車輪側にハブリダクション機構を備えることで、最低地上高を高めることができる。 拡大
特設のオフロードコースを走破するG550 4×4²
特設のオフロードコースを走破する「G550 4×4²」。 拡大
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(写真右)と、「Gクラス」の統括責任者を務めるダイムラーAGのグンナー・グーテンケ氏(左)。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(写真右)と、「Gクラス」の統括責任者を務めるダイムラーAGのグンナー・グーテンケ氏(左)。 拡大

■特殊車両の技術が投入された「究極のオフローダー」

1979年の発売以来、37年の長きにわたり世界中で愛され続けている「Gクラス」に、またもやユニークなモデルが投入された。メルセデス・ベンツは今回発表したG550 4×4²について、「長い歴史の中で培われた特殊車両技術を惜しみなく投入した究極のオフローダー」と説明している。

コンセプトは実に明快で、量産ボディーのGクラスをベースに、走破性を徹底的に高めること。これにより、本来の実用性はそのままに、あらゆる道に適応する究極のGクラスが誕生したわけだ。

エクステリアについては、堅牢(けんろう)なイメージのボディーのデザインにベース車からの違いはないが、トレッドと最低地上高を拡大するとともに、オーバーフェンダーを装着。収まるタイヤも325/55R22とかなりワイドなのものとなっている。その上、専用装備であるフロントルーフスポイラーとアンダーガードがスタイルのアクセントとなり、Gクラスのタフさがより強調されている。その結果、AMGモデル以上にワイルドな雰囲気を持つ。

最大の特徴は足まわりで、新開発のラリー強化仕様ツインサスペンションが装着される。ツインサスペンションとは、各車輪に2本のスプリングとストラットダンパーを与えたもの。今回の仕様では、2本のダンパーのうちひとつは減衰力が固定されているが、もう一方を電子制御可変ダンパーとすることで、オフロード走行からオンロードでのスポーティーな走りまで幅広く楽しめるものとしたという。走行モードは「コンフォートモード」と「スポーツモード」から選択が可能だ。また防弾仕様車の技術をベースにした「ポータルアクスル」の採用により、ベースのG550が最低地上高235mm、渡河深度600mmであるのに対し、最低地上高は460mmまで高められ、渡河深度は1000mmまで向上されている。

パワーユニットには、ベースとなる「G550」にも採用されている、メルセデスAMG設計の4リッターV8直噴ツインターボをベースとした新開発のエンジンを搭載。最高出力は421ps、最大トルクは62.2kgmとされる。また、環境性能向上を図るために「エコスタートストップ機能」(アイドリングストップ機能)も備えられた。トランスミッションはほかのGクラスと同様に電子制御式7段ATが組み合わされる。

インテリアは「designoレザー」仕様の快適かつ贅沢(ぜいたく)なもので、日本仕様のみ「360°カメラシステム」や日本語対応の「COMANDシステム」を搭載するなど、受注限定モデルでありながら、ほかのモデルと同じく日本仕様としてしっかり仕上げているという。

仕様は左ハンドルのみ。ボディーカラーは同車専用色の「エレクトリックビーム」を含む4色から選択できる。価格は3510万円。G550 4×4²はアジア地域では日本のみで販売されるため、近隣諸国のGクラスのファンからも注目されそうだ。

(文=大音安弘/写真=webCG)

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