メルセデスの新クロスオーバー、GLEクーペ登場

2016.04.27 自動車ニュース
メルセデスAMG GLE43 4MATICクーペ」(ほか写真も同じ)

クーペライクなSUV「メルセデス・ベンツGLEクーペ」がデビュー

メルセデス・ベンツ日本は2016年4月27日、SUVとクーペのクロスオーバーモデル「GLEクーペ」を発表。同日、注文受け付けを開始した。発売時期は、同年8月ごろになる見込み。

クーペとSUVのスタイリングを融合させたというサイドビュー。低いルーフラインと高いベルトラインが、デザイン上のこだわり。
メルセデスAMG GLE43 4MATICクーペ」のインテリア。
後席の様子。「大人が十分快適に過ごせる空間」とうたわれる。

■見た目の存在感と快適性を両立

セグメントを問わず、いまやメーカー各社にとってドル箱商品となっているSUV。メルセデスもこれまで豊富なラインナップをそろえてきたが、例えば直接のライバルとなるBMWの「Xシリーズ」やアウディの「Qシリーズ」と比べると、車名ひとつとっても統一感に欠けるきらいがあった。
そこをライバルに比べた際の弱点と考えたメルセデスは、2015年からラインナップの再編を実施。車名を従来のGL/ML/GLK/GLAから、SUVを示す「GL」にメルセデスのクラスを示す「S」「E」「C」「A」を添えたGLS/GLE/GLC/GLAに改称。車格を明確にするとともに、マイナーチェンジを機にスタイリングイメージも統一して、巻き返しを図っている。

そんなメルセデスSUVの最新作が「GLEクーペ」。2015年1月のデトロイトショーで初公開され、同年7月には『webCG』上でも海外試乗会における試乗インプレッションをお伝えしているが(関連記事)、ひとことで言えば「GLEをベースにしたSUVとクーペのクロスオーバー」である。BMWの「X5」に対する「X6」のような存在と考えていいだろう。

クーペとしてのスタイリッシュなフォルムと走行性能に、SUVらしい存在感と利便性を加えたというGLEクーペのボディーは、全長4900×全幅2003×全高1731mmという堂々たるサイズ(数値は欧州仕様車)。それだけにクーペでありながら、後席は大人が十分快適に過ごせるだけの空間を確保しており、最大1720リッターという広いラゲッジスペースを備えている。

メルセデスAMG GLE43 4MATICクーペ」の3リッターV6ツインターボエンジン。
 
 
 

■ディーゼルとガソリンをラインナップ

エンジンは3種類で、いずれも既存のモデルに使われているもの。「GLE350d 4MATICクーペ」には最高出力258ps、最大トルク63.2kgmを発生する3リッターV6直噴ディーゼルターボ、「メルセデスAMG GLE43 4MATICクーペ」には367ps、53.0kgmを発生する3リッターV6ツインターボ、そして「メルセデスAMG GLE63 S 4MATICクーペ」には585ps、77.5kgmを発生する5.5リッターV8直噴ツインターボが搭載される。
トランスミッションは、GLE 350d 4MATIC クーペとメルセデスAMG GLE 43 4MATIC クーペが9段AT、メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC クーペは7段ATで、駆動方式はいずれも4WD。メルセデスAMG GLE 43 4MATIC クーペとメルセデスAMG GLE63 S 4MATICクーペには、エアサスペンションが標準装備される。

定評ある安全運転支援システムは、全車種に「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。さらに安全性に加え利便性も向上させる、車両周囲の状況をモニターする360度カメラシステムや、縦列駐車と車庫入れをアシストするアクティブパーキングアシストも全車標準装備となる。

センターコンソールの専用コントローラーを操作するだけで、5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」も標準装備。選択したモードに応じて、スロットルレスポンスとシフトスケジュールが変化し、快適性や燃費を優先する走りからスポーティーなドライビングまで、自在に楽しむことができる。インフォテインメントシステムも、これまでのCOMANDコントローラーに加えタッチパッドも採用した最新世代へと進化している。

GLEクーペのラインナップと価格は、以下の通り。

・メルセデス・ベンツGLE350d 4MATICクーペ:890万円
・メルセデス・ベンツGLE350d 4MATICクーペ スポーツ:980万円
・メルセデスAMG GLE43 4MATICクーペ:1200万円
・メルセデスAMG GLE63 S 4MATICクーペ:1780万円

(文=沼田 亨)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

GLEクーペの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • メルセデス・ベンツGLE【海外試乗記】 2015.7.22 試乗記 「メルセデス・ベンツMクラス」がマイナーチェンジを受けて「GLE」に進化。併せてラインナップに「GLEクーペ」を加えた。布陣が強化されたメルセデスの新しいミドルクラスSUVの実力やいかに? オーストリアで行われた国際試乗会で試乗した。
  • メルセデスAMG GLE43 4MATIC(4WD/9AT)【試乗記】 2016.7.18 試乗記 AMGの名から想像するよりずっと静かなエンジンと、それに不似合いな硬さの足まわり。「メルセデスAMG GLE43 4MATIC」の本性を、街中だけで見抜くのは簡単ではない。いざ、高速道路に乗って、このツンデレなSUVのアクセルを踏み込むと……。
  • メルセデスAMG S63 4MATICカブリオレ(4WD/7AT)【試乗記】 2016.11.28 試乗記 メルセデス・ベンツのトップエンドモデルに、44年ぶりとなる「カブリオレ」が復活。ぜいたくなオープン4シーターが実現する世界とは……? パワフルな5.5リッターV8ツインターボを積む「メルセデスAMG S63 4MATICカブリオレ」で確かめた。
  • トヨタ、「マークX」をマイナーチェンジ 2016.11.22 自動車ニュース トヨタ自動車は2016年11月22日、FRセダン「マークX」にマイナーチェンジを実施し、販売を開始した。“洗練された格好良さと遊び心を両立した大人のスポーティセダン”をテーマとして、フロントを中心にデザインが一新されている。
  • 「フォルクスワーゲン・パサート」に装備充実の「TSIエレガンスライン」が登場 2016.11.22 自動車ニュース フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「パサート/パサートヴァリアント」について、一部の装備やモデル名を変更し、2016年11月22日に発売した。
ホームへ戻る