第449回:大矢アキオの「北京モーターショー2016」報告(後編)
紅旗のプレミアム・バスにビックリ!

2016.05.13 エッセイ

2年間で様変わり

前編からのつづき)
ボクにとって北京ショー訪問は、2014年に続いて2回目である。

前回における一番の思い出は、事前に申請しておいた記者証(プレスパス)を受け取るブースでの大混乱だ。われ先にと窓口に記者やジャーナリストが一斉に詰めかけ、大変な押し合いへしあいになってしまった。あまりにも激しくもまれたため、パビリオンを訪問する前から、自分のスーツに無数の毛玉ができていたのを覚えている。

2年後の今回、同様に引換所に赴いてみると、整列用の柵が設営されていた。しかも、窓口の手際が良いらしく、記者証はあっと言う間に取得できた。

そういえば、会場に近い地下鉄15号線は、降車客を待たずに乗り込んでくる客こそいるものの、駅構内の人の動きは一昨年に比べてかなり円滑になっていた。公共の場所における北京市民のシビリゼーションは、2年間でそれなりに進化したとみえる。

北京モーターショー2016の会場から。日産のサブブランドであるヴェヌーシアのショータイム。
北京モーターショー2016の会場から。日産のサブブランドであるヴェヌーシアのショータイム。
プレスパスの受付窓口。かなり芸の細かいステンシルを駆使したロゴに注目。人影まばらなのは、夕方に撮影したため。
プレスパスの受付窓口。かなり芸の細かいステンシルを駆使したロゴに注目。人影まばらなのは、夕方に撮影したため。
会場を通る地下鉄15号線の駅で。公共マナーを守ってのモーターショー観覧を呼びかけるポスター。素朴な飾りつけが、逆に「みんなでショーを成功させよう」という気合を感じさせる。
会場を通る地下鉄15号線の駅で。公共マナーを守ってのモーターショー観覧を呼びかけるポスター。素朴な飾りつけが、逆に「みんなでショーを成功させよう」という気合を感じさせる。

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大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。