「フォルクスワーゲン・パサート」にPHEVの「GTE」登場

2016.06.07 自動車ニュース
フォルクスワーゲン グループ ジャパンのティル・シェア代表取締役社長と「フォルクスワーゲン・パサートGTEアドヴァンス」(手前)、「パサートGTEアドヴァンス ヴァリアント」(奥)。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は2016年6月7日、プラグインハイブリッド車(PHEV)の第2弾として「パサートGTE」シリーズを発表し、同日より販売を開始した。

「パサートGTEアドヴァンス」
パサートGTEアドヴァンス ヴァリアント
パワーユニットは1.4リッター直噴ターボエンジンと走行用モーターの組み合わせ。システム全体では最高出力218ps、最大トルク40.8kgmを発生する。
インテリアでは、各所に施されたブルーのアクセントが特徴となっている。
上級グレード「GTEアドヴァンス」のデジタルメータークラスター「アクティブ インフォ ディスプレイ」
ブルーの装飾パネルやC字型のLEDランプなどが特徴のフロントまわり。

■51.7kmのEV走行を実現

VGJは2015年9月にPHEVの「ゴルフGTE」を導入しており、このパサートGTEシリーズはその第2弾となる。4ドアセダンの「パサートGTE」とステーションワゴンの「パサートGTEヴァリアント」の2モデルが用意され、ユーザーのライフスタイルに合わせて選ぶことができる。

PHEVのパサートGTEシリーズには、外部充電が可能な9.9kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載され、その電力だけを使い電気自動車として走行することが可能(Eモード)。その航続距離は51.7kmで、現在国内で販売されるセダンおよびステーションワゴンタイプのPHEVとしては最長となる。Eモードの最高速は130km/hである。

バッテリーの電気が少なくなった場合でも、ガソリンにより効率よく走行できるのがPHEVの強み。電気モーター(116ps)と1.4リッター直列4気筒直噴ターボエンジン(156ps)を組み合わせて走る「ハイブリッドモード」は、21.4km/リッター(JC08モード)の燃費を達成する。なお、トランスミッションはデュアルクラッチの6段DSGを搭載し、前輪を駆動する。

さらに「GTEモード」ではエンジンと電気モーターのパワーを最大限に引き出して走行することで、0-100km/h加速:7.4秒という走りを見せる。

ゴルフGTE同様、ブルーを用いたパーツやC字型のLEDランプなどの採用により、フォルクスワーゲンの他のモデルとの差別化を図っているのも特徴のひとつだ。

また、上級グレードの「GTEアドヴァンス」では、フルデジタルメーターの「アクティブ インフォ ディスプレイ」に加えて、ヘッドアップディスプレイ、アラウンドビューカメラ、可変ダンピングシステムのDCC、ナパレザー製のパワーシート、18インチタイヤなどが備わる。

ラインナップと価格は以下のとおりで、プリクラッシュブレーキ、レーンキープアシスト、レーンチェンジアシスト、アダプティブクルーズコントロール、渋滞追従機能、LEDヘッドライト、純正ナビゲーションなどは全車に標準である。

・パサートGTE……519万9000円
・パサートGTEアドヴァンス……579万9000円
・パサートGTEヴァリアント……539万9000円
・パサートGTEヴァリアント アドヴァンス……599万9000円

なお、パサートGTEシリーズ購入にあたっては、申請により10万8000円のクリーンエネルギー自動車等導入対策費の適用を受けることができる。

(文=生方 聡)
 

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