【スペック】全長×全幅×全高=4386×1900×1165mm/ホイールベース=2560mm/車重=1340kg(乾燥重量)/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(570ps/8000rpm、55.1kgm/6500rpm)/価格=2913万2250万円(テスト車=3377万4825円)

ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ(4WD/6AT)【試乗記】

そのガヤルド凶暴につき 2011.11.07 試乗記 ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ(4WD/6AT)
……3377万4825円

超軽量を意味する「スーパーレジェーラ」。ベース車の「LP570-4」と比較して70kg軽量化された「ガヤルド」は、一体どれだけ凶暴化したのか。猛牛で箱根を目指す!

つまりはランボの「タイプR」

朝焼けが残る大手町の道端で、片手を上げると派手なオレンジ色にペイントされたランボルギーニが止まった。同社のメインモデル「ガヤルド」の軽量化バージョン「ガヤルドLP570-4 スーパーレジェーラ」である。さっそく運転席を譲ってもらい、走り出す。

「つまり、ランボルギーニのタイプRですな」と『webCG』編集部のTさん。なるほど、と思ったのが約1時間後。箱根のターンパイクの急坂を駆け上がったときだ。「こりゃスゴい!」と思わせるのが、自然吸気ならではのリニアな加速で、ペダルを踏む量にキレイに比例して速度が変わる。背中にしょった5.2リッターV10は、ソフトウェアを見直したのだろう、ベーシックガヤルドより10ps高い570psを、同じく8000rpmで絞り出す。大排気量を感じさせないスムーズなエンジンで、ストレスなく8500rpmのレブリミットに向かって吹け上がる。いかにもスポーツカーらしい、ドライサンプのフォーカムユニットである。これならG・ビザリーニ技師も納得するに違いない!

ガヤルド・スーパーレジェーラ、たしかにエンジンを回して走るのが楽しいところは、かつてのホンダ・スポーツモデル群を思い出させる(もちろんスケール感は異なるが)。ただ、当初の興奮が収まってすこし冷静に10気筒のフィールを観察すると、「タイプRほど刹那(せつな)的に突出していない」と思う。では、「3000万円級のカッコいいクルマに乗っている」という要素とはまったく別の、ハンドルを握っていての楽しさはどこからくるのか……? ちょっと考えて、あまりに当たり前のことに笑ってしまった。

アルカンターラがふんだんに用いられたインテリア。オプションの「カーボンパッケージ」が選択されたテスト車では、そこかしこにカーボンの地肌がのぞく。
アルカンターラがふんだんに用いられたインテリア。オプションの「カーボンパッケージ」が選択されたテスト車では、そこかしこにカーボンの地肌がのぞく。
センターコンソールには走行モード切り替えボタンが用意される。「A」は自動変速するオートモード。「CORSA」は最もスポーティーな姿勢変化を許すモード。
センターコンソールには走行モード切り替えボタンが用意される。「A」は自動変速するオートモード。「CORSA」は最もスポーティーな姿勢変化を許すモード。
5.2リッターV10エンジンは、「ガヤルドLP570-4」の標準型より10ps高い570psを発揮。「eギア」と呼ばれる6段ATのほかに、6段MT仕様も用意される。
5.2リッターV10エンジンは、「ガヤルドLP570-4」の標準型より10ps高い570psを発揮。「eギア」と呼ばれる6段ATのほかに、6段MT仕様も用意される。
スーパーレジェーラとは「超軽量」の意。標準型と比較して70kgの軽量化を果たしており、そのうち約40kgがカーボンファイバーパーツの使用によるものという。
スーパーレジェーラとは「超軽量」の意。標準型と比較して70kgの軽量化を果たしており、そのうち約40kgがカーボンファイバーパーツの使用によるものという。

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