ジャガー初のパフォーマンスSUV「Fペース」発売

2016.06.13 自動車ニュース
「ジャガーFペース 35t Rスポーツ
「ジャガーFペース 35t Rスポーツ」 拡大

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2016年6月13日、「ジャガーF-PACE(Fペース)」の販売を開始した。デリバリーは同年7月下旬に始まる見込み。

サイドビュー。ホイールは、デザインやサイズの異なる全16種類が用意される。
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インテリアの様子。日本仕様車は、すべて右ハンドルとなる。
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荷室の容量は508リッター。後席を倒すことで積載スペースを拡大できる。(写真は欧州仕様車のもの)
荷室の容量は508リッター。後席を倒すことで積載スペースを拡大できる。(写真は欧州仕様車のもの) 拡大

■「Fタイプ」の要素を取り入れたデザイン

ジャガーFペースは、コンセプトカー「C-X17」の市販モデルとして、2015年のフランクフルトショーで世界初公開されたジャガー初の量産型SUV。国内では2016年1月末から予約の受け付けが行われていたが、今回、正式発売がアナウンスされた。

ジャガーが“パフォーマンスSUV”と呼ぶFペースのエクステリアは、同ブランドのピュアスポーツカー「Fタイプ」の要素を取り入れたというもので、ひと目でジャガーとわかるよう、迫力のあるボンネットや直線的なサイドラインが与えられている。
日本仕様車のボディーサイズは全モデルともに、全長×全幅×全高=4740×1935×1665mmで、ホイールベースは2875mm。ボディーの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造とすることで、車重は、ディーゼル車で1920kg、ガソリン車で1980kgに抑えられている。前後の重量バランスは、ほぼ50:50と公表される。

室内については、5人の乗員が快適に乗車できるという広さが自慢。ダッシュボードやセンターコンソールには、始動とともにせり上がるダイヤル式のシフトセレクターをはじめ、ジャガーのスポーツセダン「XE」を思わせるデザインが採用されている。カーナビゲーションの案内表示が可能なフル液晶タイプのメーターパネルや、10.2インチ静電式タッチスクリーンを用いたインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」などは、特徴的なディテールだ。
荷室の容量は、標準状態で508リッター。後席の背もたれは40:20:40の分割可倒式で、そのアレンジにより、さまざまな大きさ・形状の荷物に対応できる。

「Fペース ファーストエディション」。シージアム・ブルーのボディーカラーは専用のもの。(写真は欧州仕様車)
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スーパーチャージャーで過給される「Fペース 35t Rスポーツ」の3リッターV6エンジン。最高出力340psを発生する。
スーパーチャージャーで過給される「Fペース 35t Rスポーツ」の3リッターV6エンジン。最高出力340psを発生する。 拡大
メーターは12.3インチのTFT液晶。カーナビの経路案内を表示することもできる。
メーターは12.3インチのTFT液晶。カーナビの経路案内を表示することもできる。 拡大

フロントシート。写真は「Fペース 35t Rスポーツ」のもの。


	フロントシート。写真は「Fペース 35t Rスポーツ」のもの。
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「Fペース 20d プレステージ」。2リッター直4ディーゼルターボを搭載する。
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■直4ディーゼルとV6ガソリンを設定

日本仕様車のエンジンは、大きく分けて、2リッター直4ディーゼルターボとスーパーチャージャー付きの3リッターV6ガソリンの2種類。前者は「INGINIUM(インジニウム)」と呼ばれる最新鋭のパワーユニットで、最高出力180ps/4000rpm、最大トルク43.8kgm/1750-2500rpmを発生。後者のガソリンエンジンは、340ps/6500rpmと45.9kgm/3500rpmを発生するものと、380ps/6500rpmと46.9kgm/3500rpmを発生するハイパワー版の2タイプがラインナップされる。トランスミッションはすべて8段ATで、駆動方式は全車トルクオンデマンド式の4WD。JC08モードの燃費値は、ディーゼル車が15.8km/リッター、ガソリン車が10.1km/リッターとなっている。

走行性能を高める先進技術の採用もセリングポイントで、コーナリング時のアンダーステアの発生を抑制する「トルクベクタリング・バイ・ブレーキング(TVbB)」や、トルクオンデマンド型の4WDシステムを補完し、オーバーステアやアンダーステアの発生時に車両を安定させる「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)」を装備。前:ダブルウイッシュボーン式、後ろ:インテグラルリンク式の足まわりと相まって、スポーティーかつ快適な乗り心地と卓越したハンドリングを実現するという。
さらに、3.6km/hから30km/hまでの間で一定速度の走行を可能とする「オール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)」も装備。滑りやすい悪路などにも対応する。

歩行者検知機能を備える自動緊急ブレーキシステム(AEB)や、車線逸脱警告機能など、安全装備の充実もセリングポイントのひとつ。
車両の施錠、開錠を可能とするリストバンド型アクティビティーキー(防水、耐衝撃性)や、電動で展開・収納されるサイドステップもオプションとして設定される。

グレードはベーシックな「ピュア」、レザーシートほか上質な装備がポイントの「プレステージ」、よりスポーティーなエクステリアが与えられる「Rスポーツ」、最もパワフルな380psのガソリンエンジンを搭載する「S」に大別される。これに加えて、Fペースのデビューを記念する特別仕様車「ファーストエディション」も50台限定で用意される。同車はSをベースに、「シージアム・ブルー」の専用ボディーカラーや大経22インチアロイホイール、ハウンドトゥースがエンボス加工されたウィンザーレザースポーツシート、スライド式パノラミックルーフなどが装備されている。

価格は以下の通り。
・20d ピュア(2リッターディーゼル):639万円
・20d プレステージ(2リッターディーゼル):663万円
・20d Rスポーツ(2リッターディーゼル):728万円
・35t Rスポーツ(3リッターガソリン、340ps):849万円
・S(3リッターガソリン、380ps):981万円
・ファーストエディション(3リッターガソリン、380ps):1108万9000円

(webCG)

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