日産、8月発売予定の新型「セレナ」を初公開

2016.07.13 自動車ニュース
新型「日産セレナ」
新型「日産セレナ」 拡大

日産自動車は2016年7月13日、箱型ミニバンの新型「セレナ」を初公開した。

新型「セレナ」と日産の坂本秀行副社長(手前)、中村公泰副社長(奥)。
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新型「セレナ」のインストゥルメントパネルまわり。
新型「セレナ」のインストゥルメントパネルまわり。 拡大
 
日産、8月発売予定の新型「セレナ」を初公開の画像 拡大

■日産の主力ミニバンがフルモデルチェンジ

日産セレナは、1991年のデビュー以来、累計150万台が販売されている日産ミニバンの基幹モデルである。今回発表された新型は5代目のモデルに当たり、2016年8月下旬の発売が予定されている。

エクステリアデザインは、セレナらしさと次世代ミニバンとしての新しさの融合をうたったもので、フロントまわりは先代モデルで採用された2段構成のヘッドランプと、最新の日産車に共通する「Vモーショングリル」を特徴としている。

またボディーサイドでは、3代目、4代目で採用してきた「シュプールライン」のデザインを変更。これまではフロントドアウィンドウの途中に段差をつけていたのに対し、新型では同ウィンドウの下端全体を傾斜させることで、サイドビューにスポーティーな印象を与えている。このほかにも、ツートンのボディーカラーがDピラーレスのデザインとも相まって車内空間の広さをアピールしているという。

一方インテリアでは、ダッシュボードに空間的な広がりを感じさせる横方向の流れをテーマとしたデザインを採用。メーターを薄型化して車両前方に配置することで、パノラミックな開放感を表現しているという。また開放感のあるモダンな空間とするため、内装色にはハイコントラストなコーディネーションを用いている。

運転席まわりは、Aピラーを細め、メータークラスターを薄くすることで広い視野を確保している。
運転席まわりは、Aピラーを細め、メータークラスターを薄くすることで広い視野を確保している。 拡大
新型「セレナ」のシート。
新型「セレナ」のシート。 拡大

■より広くて開放的な車内空間を実現

箱型ミニバンの重要項目である室内空間については、パッケージングに工夫を凝らすことで従来モデルより室内長、室内幅をさらに拡大。また実際の寸法だけでなく、フロントピラーをブラックとすることでドアガラスをより大きく見せたり、ルーフトリム形状を変更して室内空間に広がりを持たせたりするなど、乗員が感じる“広さ感”にもこだわった設計となっている。

このほかにも、強度を変えずにAピラーを細くし、メータークラスターのデザインをスリムにするなどして運転席からの視界を向上。シート内蔵タイプの2列目シートベルトや、後席からの視界に考慮したヘッドレストの採用などにより、3列目の開放感も大幅に向上させているという。

新技術として、自動操舵技術などを活用した運転支援システム「プロパイロット」が採用される。
新技術として、自動操舵技術などを活用した運転支援システム「プロパイロット」が採用される。 拡大

■運転支援技術「プロパイロット」を初採用

快適性の向上も図っており、1、2列目には4ドアセダン「ティアナ」と同じく「ゼログラビティシート」(スパイナルサポート機能付きシート)を採用。ロングドライブ時の疲労感を軽減するため、3列目にも奥行きと厚みのあるシートを用いた。

また運転支援システムには、従来モデルにも採用していた「エマージェンシーブレーキ」「車線逸脱警報」「アラウンドビューモニター」「スマートルームミラー」に加え、駐車アシスト機能「インテリジェントパーキングアシスト」を設定。「エクストレイル」のものより駐車精度や操作性を改善しているという。さらに新たな機能として、渋滞時や高速走行時にアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御し、ドライバーをサポートする「プロパイロット」を用意。同システムを搭載した仕様を300万円以下の価格で提供するとしている。

走行性能に関しては、パワーユニットに現行モデルと同じくモーターアシスト機能の「スマートシンプルハイブリッド」を採用。エンジンの改良により燃費性能の改善を果たしているという。また、街中では軽い力で操作でき、高速道路ではしっかりとした操舵(そうだ)感が得られるようステアリング機構をチューニング。サスペンション取り付け部やバックドア開口部の剛性向上、ショックアブソーバーのサイズアップなどにより、高速道路などで車線変更する際などの操作応答性や車両安定性を向上させているという。

(webCG)
 

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