約430kmを走破した歴代「クラウン」が代官山に集結

2016.08.29 自動車ニュース
ゴールパレードの先頭は、神奈川トヨタの「トヨペット クラウン」。1955年生産の最初期型である。遅れて追加された「クラウン デラックス」に見えるが、オーナーの好みでスタンダードをデラックス仕様に改装したとのこと。直4 OHV 1.5リッターエンジンを搭載。

2016年8月29日、東京・代官山の代官山T-SITEにおいて、「クラウン」が生誕から生まれもつチャレンジ精神を呼び起こすイベント「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」が開かれた。

「トヨペット・クラウン ハードトップSL」。「白いクラウン」のキャッチフレーズでヒットした3代目に、初めて追加された2ドアハードトップ。1968年当時の最高級パーソナルカー。東京トヨペットの車両。

CMイメージキャラクターの豊川悦司と新旧「クラウン」。左は愛知トヨタの初代「トヨペット・クラウン デラックス」、右は会場でアンベールされた特別仕様車「トヨタ・クラウン アスリート“J-FRONTIER”」。この日、初めて初代クラウンに乗ったという豊川悦司は「少年に戻ったようにワクワクした」と語っていた。

テレビCM出演者によるトークセッション風景。左から豊川悦司、CMに舞子姿で出演しているAKB48の渡辺麻友、そしてゲストMCのデーブ・スペクター。
特別仕様車「トヨタ・クラウン アスリート“J-FRONTIER”」と豊川悦司、そして渡辺麻友。以前からクラウンのCMに出演している豊川は「クラウンは伝統と最新のテクノロジーが融合した、本当にいいクルマです。ぜひ販売店で試乗してみてください」とコメントしていた。

■生まれ故郷から東京までロングドライブ

純国産乗用車の先駆けとして1955年に誕生してから61年、国産乗用車で最も古い歴史を持つ、日本を代表する高級車であるトヨタ・クラウン。昨2015年、誕生60周年を迎えたのを記念して、トヨタおよび全国のトヨタ店(ディーラー)で、初代から7代目の歴代クラウンをレストア(復元)する活動「DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT」が始まった。

誕生から現在に至るまで脈々と受け継がれるクラウンのチャレンジ精神、日本ならではのものづくりの伝統を再認識するこの活動の集大成として、トヨタ店創設70周年となる2016年に企画されたのが、「CROWN JAPAN FESTA」である。

「CROWN JAPAN FESTA」の内容は、以下のとおりである。
2016年8月25日、クラウンの生まれ故郷である愛知県豊田市の元町工場に、全国から54台の歴代レストアクラウンが集結。構内をパレードした後、うち24台が東京・代官山を目指して、4泊5日で総走行距離430kmを走破するロングドライブにチャレンジした。そしてフィナーレとなるのが、「CROWN JAPAN FESTA in 代官山」である。

会場となった代官山T-SITEでは、1台も落伍(らくご)することなく全車無事に完走した24台の歴代クラウンが、ゴールパレードを実施。その24台に積載車などで運ばれてきた30台を合わせて、元町工場に集まった歴代クラウン54台が再度集結した。
加えて会場では、同日に発売されたトヨタ店創立70周年記念の特別仕様車「クラウン アスリート“J-FRONTIER”」のお披露目と、新テレビCMの出演者によるトークセッションが行われた。

ちなみに新テレビCMのキャンペーンテーマは「COOL or HOT? CROWN JAPAN! ~ニッポンって、飽きないね。~」。伝統と革新、こだわりと多様性が、いつも隣り合わせ。そんなCOOLな価値観とHOTな価値観が混在、共存するニッポンが生んだ、ニッポンのための純国産高級車がクラウン、ということだそうである。

(文と写真=沼田 亨)

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