【パリモーターショー2016】レクサスが“クモの糸” を使ったシートを出展

2016.09.16 自動車ニュース
レクサスの「Kinetic Seat Concept(キネティックシートコンセプト)」。
レクサスの「Kinetic Seat Concept(キネティックシートコンセプト)」。

トヨタ自動車は2016年9月16日、パリモーターショー2016(開催期間:2016年9月29日~10月16日)にレクサスブランドから「Kinetic Seat Concept(キネティックシートコンセプト)」を出展すると発表した。

 
【パリモーターショー2016】レクサスが“クモの糸” を使ったシートを出展の画像
 
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■可動式の座面や背もたれで乗員の疲労を軽減

キネティックシートコンセプトは、ロングドライブによる疲労の低減や、コーナリング時の運転しやすさの向上を目指して開発されたシートのコンセプトモデルである。

乗員の腰の動きに合わせて座面と背面が動くことで、シート上で歩行やジョギングに近い人体の動きを実現。コーナリング時や凹凸のある路面を走る際の乗員の頭部の動きを抑制し、目線を安定させ、運転しやすさや快適性を向上させるという。また腰の動きが適度な刺激となり、ロングドライブにおける疲労も軽減される。

座面や背面にクッションではなくネットが使われているのも特徴で、体の凹凸を包み込んで荷重を分散し、快適な長時間の着座を可能にするほか、シートの薄型化や車両の軽量化にも貢献するという。ネットの形状は放射線状に広がる“クモの巣パターン”で、背面での放射の中心を肩甲骨の高さに設定することで、中心部を回転軸とする胸郭の動きを誘発。頭部が安定し、高いサポート性を確保している。

また、背面のクモの巣パターンの裏側には、石油由来ではない人工合成クモ糸繊維を使用。これは微生物発酵によってクモの糸の主成分であるタンパク質を生成し、紡糸・加工した新素材で、衝撃吸収性に優れているという。

(webCG)
 

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