新生アルピーヌ、2018年に国内販売がスタート

2016.10.11 自動車ニュース
「アルピーヌ・ビジョン」。今後市販されるアルピーヌ車を示唆するコンセプトモデルである。

仏ルノーは2016年10月11日、国内で「アルピーヌ-東京ランデヴー」と銘打つイベントを開催し、日本市場における将来的なアルピーヌ車の展開を発表した。

東京・六本木で開催された発表会の様子。「アルピーヌ・ビジョン」を前に、アルピーヌのキーマンが今後の展望についてコメントした。
アルピーヌのゼネラルダイレクターを務めるマイケル・ヴァン・デル・サンデ氏。「日本はアルピーヌの熱烈なファンがいる国。欧州以外で最初に展開する市場として大変重視している」などと述べた。
「アルピーヌ・ビジョン」のサイドビュー。キャビンの後方に、2リッター直4ターボエンジンが搭載される。
「アルピーヌ・ビジョン」のインテリア。トランスミッションは、デュアルクラッチ式のATが採用されている。
イベント会場には、往年の名車「アルピーヌA110」も展示された。

■少数精鋭スタッフによるディーラー網も

復活したアルピーヌブランドのスポーツカーが、日本で販売されることが正式に発表された。東京・六本木のイベント会場には、2016年2月にお披露目されたコンセプトモデル「アルピーヌ・ビジョン」が展示され、プレス陣の目を引いていた。

アルピーヌの市販モデルは、2017年に欧州で、2018年の上半期には日本でも発売される予定だ。クルマとしての位置づけは、“プレミアム”スポーツカー。値段は未定だが、アルピーヌのゼネラルダイレクターを務めるマイケル・ヴァン・デル・サンデ氏によれば、「ばかげた価格にはならない」とのこと。「アルファ・ロメオ4C」がライバルといううわさもあるから、700万円前後がひとつの目安となろうか。

熱心なアルピーヌファンがいることで知られる日本は、「ニューモデルのマーケットとして有望」と見なされている。本国フランスは別格として、ドイツ、イギリスに並ぶ販売台数が期待される。日本国内では、新生アルピーヌの発売に伴い、少数精鋭スタッフによる専用のディーラーネットワークも構築されるという。

この日会場に持ち込まれたアルピーヌ・ビジョンは、いうまでもなく、1970年代初頭にラリー活動のピークをもたらした「アルピーヌA110」を、現代風に解釈し直した2シータースポーツ。最高出力250psを発生する2リッター直4ターボを、オリジナルシャシーのミドに搭載。0-100km/h加速を4.5秒以下でこなすという。21世紀のアルピーヌは、RRではなく、MRのレイアウトを採るわけだ。

生産は、アルピーヌゆかりの地、ディエップで行われる。市販モデルのモータースポーツ活動も計画されているというから、今後に注目したい。

(文=青木禎之/写真=webCG)

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