【スペック】全長×全幅×全高=3395×1475×1500mm/ホイールベース=2455mm/車重=730kg/駆動方式=FF/0.66リッター直3DOHC12バルブ(52ps/6800rpm、6.1kgm/5200rpm)/価格=99万5000円(テスト車=同じ)

ダイハツ・ミラ イースX(FF/CVT)【試乗記】

シンプルで、満足。 2011.10.24 試乗記 ダイハツ・ミラ イースX(FF/CVT)
……99万5000円

話題の新型軽「ダイハツ・ミラ イース」に試乗。自慢の燃費性能から走りまで、その実力をリポートする。

ホントにナンバーワン

10・15モードで32.0km/リッター、JC08モードで30.0km/リッター。ハイブリッドを除くガソリン車トップの燃費をうたうのが、「ミラ イース」である。勝手に上を除くな! と言いたくなるのは、マラソンなんかの“日本人トップ”という言い回しに似ているが、軽は価格帯が違うのだからカンベンということか。実際、ミラ イースは「ミラ」を名字に持つ派生シリーズのなかではいちばんお手頃な“ミラ安イース”でもある。

さて、まず燃費の報告から。主力グレードの「X」(99.5万円)で都内、高速、山道、一般道をひととおり走ったトータル250kmの成績は、満タン法計測で20.4km/リッターだった。このとき、車載コンピュータの燃費表示は19.6km/リッターだった。ちょっと前に試乗した「マツダ・デミオ13-SKYACTIV」(10・15モード30.0km/リッター)は20.0km/リッターをわずか割り込んだから、非ハイブリッドのガソリン車ナンバーワンという触れ込みは間違っていないようである。

しかし、国交省お墨付きの燃費審査値とは相変わらず開きが大きい。最近の燃費トップグループはモード燃費で「30.0km/リッター」という数値がキーワードになっている。これまで使われてきた10・15モード燃費などは、ぼくなんか長年の経験で「話半分」と理解しているが、一般の消費者は違う。「リッター30.0kmと宣伝しているから買ったのに、ぜんぜんそんなに走らないじゃないか!」とクレームをつけるお客さんが最近増えているらしい。当然だ。いわゆるカタログデータを実用燃費にもっと近づける方法を国交省と国産メーカーは真剣になって考えるべきだと思う。

華美な装飾を持たない「ミラ イース」の運転席まわり。メーターの色は、“燃費にいい運転”をするとブルーからグリーンへと変化。ドライバーにエコな運転を促す。
華美な装飾を持たない「ミラ イース」の運転席まわり。メーターの色は、“燃費にいい運転”をするとブルーからグリーンへと変化。ドライバーにエコな運転を促す。
JC08モードで30.0km/リッター、10・15モードで32.0km/リッター(ともにFF車)の燃費をたたき出すパワーユニット。「ムーヴ」のKF型エンジンをベースに、構成パーツの摩擦抵抗を低減、圧縮比も高められている。
JC08モードで30.0km/リッター、10・15モードで32.0km/リッター(ともにFF車)の燃費をたたき出すパワーユニット。「ムーヴ」のKF型エンジンをベースに、構成パーツの摩擦抵抗を低減、圧縮比も高められている。

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