今年の主役はグループC
「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016」開催

2016.11.14 From Our Staff
今年の主役はグループCカー。写真は「シルクカット・ジャガーXJR-8」。
今年の主役はグループCカー。写真は「シルクカット・ジャガーXJR-8」。

伝説のレーシングマシンが鈴鹿サーキットを駆けめぐる「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016」(会期:2016年11月19日、20日)の開催まで、いよいよあと残すところ1週間となった。今年は1980~90年代のサーキットを席巻したグループCカーが猛威を振るう。その見どころを紹介しよう。(関連記事)

「ポルシェ962Cクレーマーレーシング レイトンハウス」
「ポルシェ962Cクレーマーレーシング レイトンハウス」
「マツダ787B #55 ルマンウィナー」
「マツダ787B #55 ルマンウィナー」
「日産R92CP」
「日産R92CP」
「スカイライン スーパーシルエット」
「スカイライン スーパーシルエット」
「タイサン・スターカード・ポルシェ962」
「タイサン・スターカード・ポルシェ962」
「ポルシェ962LMロスマンズ」
「ポルシェ962LMロスマンズ」
「日産NP35」
「日産NP35」
「マーチ83Gシルビア ターボC」
「マーチ83Gシルビア ターボC」
「グッピーMCS」
「グッピーMCS」

レジェンドドライバーの参加が続々決定

グループCカーの解説に入る前に、まずはイベントの更新情報をお届けしたい。四輪ドライバーのゲストして、片山右京氏、寺田陽次郎氏、中嶋 悟氏、長谷見昌弘氏、星野一義氏といったそうそうたる面々に加え、北野 元氏、砂子義一氏、鮒子田寛氏らレジェンドドライバーの参加が決まった。北野氏は「プリンスR380(A-I型)」、砂子氏は「プリンス・スカイラインGT」、鮒子田氏は「トヨタ7」のデモランを行う予定だ(氏名の表記は五十音順)。

また、日産・プリンス合併50周年記念展示の開催が新たに決まり、「日産R381」「プリンス・スカイラインスポーツ クーペ」「プリンス・セダン デラックス」が展示される予定だ。さらには、イタリアのスーパーカーメーカー、パガーニの「ウアイラBC」や「ゾンダ レボリューション」のデモランも決定した。

1992年以来最大のグループCカー・リユニオン

新時代のスポーツカーレースとして1982年に施行されたグループCは、世界選手権だけでなく日本国内選手権も開催され、加えて国内の自動車メーカーやコンストラクターがマシンを仕立てて参戦したこともあり、大いに盛り上がったことは記憶に新しい。往時を知るファンには、今でも高い人気を誇っているカテゴリーである。

鈴鹿サーキットとそんなグループCカーの関係は深い。伝統の「鈴鹿1000km」をはじめ、1989年から92年にかけてはSWC(スポーツカー世界選手権)開幕戦の舞台となるなど、グループCの誕生から終焉(しゅうえん)まで深く関わり続けてきた。

あれから20年以上が過ぎた今、国内メーカーが動態保存するグループCカーに加え、国内外のエンスージアストが所有する貴重なグループCカーが鈴鹿サーキットに集結。その姿はもちろん、走りも披露する。

「シルクカット・ジャガーXJR-8 & XJR-9」
1987年、ジャガーは世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)にXJR-8を投入。同マシンはチームとドライバーズのダブルタイトルを獲得した。翌88年にはXJR-9を投入。WSPCで2年連続のタイトルを獲得し、ルマン24時間レースではジャガーに31年ぶりの優勝をもたらした。

「ポルシェ962Cクレーマーレーシング レイトンハウス」
1983年に始まった全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権(JSPC)シリーズは、幕開けから「ポルシェ956」「ポルシェ962」が大活躍。そこに登場したのがレイトンブルーに塗られた一台だ。1988年のルマン24時間レースにも参戦し、8位入賞を果たした。

「マツダ787B #55 ルマンウィナー」
1991年、マツダはルマン24時間レースに2台の787Bで参戦。ベルトラン・ガショー/ジョニー・ハーバート/フォルカー・バイドラーの各選手がドライブする55号車は予選19番手からスタートし、残り3時間あまりとなってついにトップに浮上。日本車初の総合優勝という快挙を達成した。今回は寺田陽次郎氏がデモランを行う予定。

「日産R92CP」
日産R92CPは1992年にデビューし、圧倒的な強さでJSPCシリーズのチャンピオンを獲得した。翌93年の鈴鹿1000kmでは日産同士のトップ争いが演じられ、和田孝夫選手や鈴木利男選手がドライブするR92CPが終盤に大逆転。劇的な優勝を飾った。今回は星野一義氏によるデモランが予定されている。

「スカイライン スーパーシルエット」
そのシルエットは市販車だが、大幅な改造が施された中身はフォーミュラカーのようだということから、グループ5に分類されるレーシングマシンは「シルエットフォーミュラ」と呼ばれた。長谷見昌弘選手が570ps以上のモンスターマシンとなったスカイラインを操り、1982年のスーパーシルエットレースで2勝、翌年には4勝を挙げた。

このほか、「タイサン・スターカード・ポルシェ962」「ポルシェ962LMロスマンズ」といった962軍団のほか、「日産NP35」「マーチ83Gシルビア ターボC」「グッピーMCS」などの日本勢もデモランを披露する予定。1992年以来、最大規模となるグループCカーのリユニオンが鈴鹿サーキットで実現する予定だ。

「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016」開催概要
開催日時:2016年11月19日(土)、20日(日)
開催場所:鈴鹿サーキット 国際レーシングコース・パドック
主催:鈴鹿サーキット
入場料:前売り券【1日券】(土・日いずれか1日有効)/大人2500円
前売り券【2日券】(土・日2日間有効)/大人3500円、中高生1700円、小学生800円、3歳~未就学児600円
当日券(土・日いずれか1日有効)/大人4000円、中高生1700円、小学生800円、3歳~未就学児600円

(webCG)

→鈴鹿サーキット「RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016」公式サイトへ

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。