カロッツェリアAVIC-CE900VE-M
プラットフォームからOSまで一新、最先端サイバーナビの実力は?

2016.12.01 特集
カロッツェリアAVIC-CE900VE-M(トヨタ・ヴェルファイア専用の10V型モデル、パネルキットほか付き/想定価格=40万円前後)。8V型の汎用モデルはAVIC-CL900-M(オープン価格、想定価格=23万円前後)
カロッツェリアAVIC-CE900VE-M(トヨタ・ヴェルファイア専用の10V型モデル、パネルキットほか付き/想定価格=40万円前後)。8V型の汎用モデルはAVIC-CL900-M(オープン価格、想定価格=23万円前後)

2016年5月にフルモデルチェンジしたカロッツェリア・サイバーナビ。期待の新機能も、6月の発売時点ではまだフルに味わえるわけではなかったが、冬になってようやく体制が整ってきた。その実力やいかに?

フルモデルチェンジしたサイバーナビはプラットフォームからOSまですべてが一新した。これは新たにデザインされたホーム画面。
フルモデルチェンジしたサイバーナビはプラットフォームからOSまですべてが一新した。これは新たにデザインされたホーム画面。

サイバーナビ史上最強を高らかに宣言

ナビ能力に関しては、他の追随を許さないものの、操作レスポンスやエンターテインメント機能、音質等の面でライバルに一歩を譲った感のあった先代サイバーナビ。その課題を克服しつつ、ナビ機能に関してはさらに一歩進んだ先進性を手に入れるべく開発したのが、すべてを一新したサイバーナビ2016年モデルだ。プラットフォームには、コードネーム「AJ」と名づけられた最先端のものを採用、カーナビの心臓部ともいえるナビエンジンは、従来に比べて約3倍もの処理能力を持つものに進化、その結果2016年モデルはサイバーナビ史上、最速の演算処理&描画レスポンスを身につけるに至った。

カロッツェリア・ナビが飛び抜けた性能を誇っていた自車位置精度に関しては、さらに性能を向上。カーナビ基板上に、レグルスという自車位置精度専用システムを搭載するスペースを確保し、6軸3Dハイブリッドセンサーからの情報を含むさまざまな位置情報を精密に演算することで、従来を大幅に上回る自車位置精度を実現している。受信できる測位衛星はGPSのほかみちびき、グロナス、SBASまで多数。自動運転では高精度地図と自車位置精度がひとつのキモになるため、それに向けた布石ともいえそうだが、自車位置精度の高さは圧倒的だ。

カロッツェリア・ナビのもうひとつの持ち味が、スマートループを活用した渋滞情報などのリアルタイム配信。もっともこれらの情報は他社のナビにも提供されているが、サイバーナビ2016年モデルではさらに高度化したスマートループを実現している。情報の収集と提供が従来型スマートループだとすれば、新しいスマートループはスマートループ自体で情報を分析し演算して提供してくれるようになるのだ。これは2016年11月時点では実現していないが、12月からスタートする予定だ。

従来のスカウターユニットの進化版ともいえるMAユニットは安全運転支援機能を強化したほか、セキュリティーの要素も身につけた。すべてが一新したサイバーナビは久々にワクワク感のあるモデルだ。

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