【スペック】全長×全幅×全高=4806×1943×1403mm/ホイールベース=2746mm/車重=2495kg/駆動方式=4WD/6リッター W12DOHC48バルブターボ(575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpm)(欧州仕様車)

ベントレー・コンチネンタルGTC(4WD/6AT)【海外試乗記】

クーペ派にこそ薦めたい 2011.10.17 試乗記 ベントレー・コンチネンタルGTC(4WD/6AT)
……2640万0000円

オープンエアモータリングの気持ちよさは、多少のガマンと引き換えに得られるものだった。しかし「コンチネンタルGT」に続いてモデルチェンジを果たした「GTC」は例外と言えそうだ。欧州試乗会からの第一報。

似て非なるスタイリング

正直に言うと先代「コンチネンタルGTC」は、個人的にはあまりササるクルマではなかった。その時は深く考えはしなかったが、今思えば、微妙に腰高感のあるスタイリングが今ひとつエレガントに感じられなかったのだろうという気がする。

しかし新型の肢体には一目でぐぎ付けになった。昨秋デビューした新型「コンチネンタルGT」は、一見したところは先代とほとんど変わらないように見えて、実はプロポーションにしてもディテールにしてもローアンドワイドに見えるよう巧みに演出されている。ルーフをソフトトップへと置き換えたGTCでは、それがますます生きて、さらに流麗なフォルムを手に入れることとなったのだ。

ハードウェアとしての進化については、その新型コンチネンタルGTと多くの部分を共有している。軽量化により車両重量は先代比45kg減の2495kgに。クーペに対して175kgの重量増は、元々のウェイトの大きさからすればそれほど大きいとはいえないだろう。これらは新設計された7ボウ3レイヤーのソフトトップやロールオーバープロテクションのほか、サイドシルの強化やフロアへのブレースおよびガゼットの追加といったボディー補強に費やされている。
その結果として、ボディーのねじり剛性は22500Nm/degという数値を達成している。これは先代と変わらない数値だが、依然としてクラストップである。

オープン化されたことにより、新型「コンチネンタルGT」の低く幅広い彫刻的なフォルムがより強調された。
オープン化されたことにより、新型「コンチネンタルGT」の低く幅広い彫刻的なフォルムがより強調された。
明るいアッシュ材の木目が美しいダッシュボード。シートにはソフトな感触の革が使用される。
明るいアッシュ材の木目が美しいダッシュボード。シートにはソフトな感触の革が使用される。
ファブリック製のトップは7ボウ(梁)3レイヤー(層)の構造をとる。各所に配された吸音材や遮音ガラスのおかげで、クーペに匹敵する遮音を実現した。
ファブリック製のトップは7ボウ(梁)3レイヤー(層)の構造をとる。各所に配された吸音材や遮音ガラスのおかげで、クーペに匹敵する遮音を実現した。

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