ランドローバー・レンジローバー イヴォーク コンバーチブル HSEダイナミック(4WD/9AT)

見かけるたびに感動する 2016.12.16 試乗記 “SUVのオープンモデル”という、古くて新しいカタチを具現した「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル」に試乗。そのスタイリングにすっかりほれ込んでしまった筆者が、走りの中身を確かめた。

モダンとクラシックが同居

レンジローバー イヴォーク コンバーチブルを、街で見かけるたびに感動する。こんなカッチョいいデザインのSUVが製品化されるなんて! イギリス人は時々、こういうキテレツなことをシレッとやってくれる。

幌(ほろ)を閉じていれば車高の高いスポーツカー、開けると「キューベル・ワーゲン」のようでもある。モダンとクラシックが同居している。初代「ゴルフ」のカブリオレに相通じるところもある。どちらも四角くてくさび形で、ま、理屈はなんであれ、カッコイイ。

SUVなのにスモールキャビンで、オーバーフェンダーの「イヴォーク」が素晴らしかったということもある。そのイヴォークをオープンに仕立ててしまった「いき」の方向が「いき」なのだ。実に意表を突いている。

コンセプトそれ自体を古典に求めた、と言えるのではないか。「スポーツ・ユーティリティー・ヴィークル」、すなわち「SUV」なんて言葉が生まれる以前、“ジープ”とかオフロード4WDとかMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)とか4×4とか言われていた時代には、「ジープ」が基本的にオープンカーだったから、かどうかは知りませんけれども、例えば「ランドローバー」にも「ランドクルーザー」にも「ジムニー」にも、幌型のモデルは用意されていた。

「イヴォーク コンバーチブル」のデビューは、2015年11月のロサンゼルスショー。日本市場には2016年9月に投入された。
「イヴォーク コンバーチブル」のデビューは、2015年11月のロサンゼルスショー。日本市場には2016年9月に投入された。
「イヴォーク コンバーチブル」には、「HSEダイナミック」グレードのみが設定される。
「イヴォーク コンバーチブル」には、「HSEダイナミック」グレードのみが設定される。
ショルダーラインから上にはウインドシールドだけが残る、SUVとしては斬新なスタイル。試乗車のボディーカラーは「フィレンツェ・レッド」。
ショルダーラインから上にはウインドシールドだけが残る、SUVとしては斬新なスタイル。試乗車のボディーカラーは「フィレンツェ・レッド」。
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