サイズも走りも北米スケール――マツダCX-9スポーツ

ネーミングからも判断できるように、マツダ最大の作品。日本でのラインナップを目にして「マツダは3列シート車から撤退した」と思っている人も多いかもしれないが、どっこい、アメリカ市場でローンチされたばかりのこの作品は、マツダの“最新3列シートモデル”なのだ。

とはいえ、この地で目にしても「大きいナ……」とつぶやきたくなるその巨体は、仮に日本に導入されたとしても、どうにも持て余してしまいそう。一方で、その原動力である最高250hpを発する最新の2.5リッターターボ付き4気筒エンジンは、聞けば「CX-5にも積めないわけではない……」というから、こちらは日本でもお目にかかれる可能性がありそうだ。

大人6人乗りでのドライブも試したが、3列目シートもそれなりのヒール段差(フロアからヒップポイントまでの高さ)が確保され、よほどの長時間でなければさほどの我慢も必要なし。ただし、3列目シートへの出入りは大変だし、後面衝突された場合の恐怖心も伴うので、“5+2シーター”と考えるのが適切であることは確かだが。

重量は1.8t超であるものの、スタートの瞬間からなかなかのトルク感。フットワークも現行マツダ車中で最もしなやかと感じられて好印象であるものの、時にショックを伴う6段ATと、停止寸前で“職場放棄”をし、肝心の渋滞の中で使えないACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の2点が、2大残念ポイントだ……。

「マツダCX-9スポーツ」
「マツダCX-9スポーツ」
全長は199.4インチ(約5065mm)。ボディーはアメリカの道で見ても大きく感じられる。
全長は199.4インチ(約5065mm)。ボディーはアメリカの道で見ても大きく感じられる。
最新の2.5リッター直4ターボエンジン(250hp)を搭載する。
最新の2.5リッター直4ターボエンジン(250hp)を搭載する。

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