SUV先進国の佳作――キャデラックXT5

アメリカきってのプレミアムブランドから放たれた最新SUVが「XT5」。日本のインポーターからは今のところ発売のアナウンスは聞かれないものの、事実上「SRX」の後継モデルであることを考えると、それが現在「SRXクロスオーバー」の名称で発売されている日本にも、今後導入される可能性も高そうだ。

内外装はそれなりに個性的なデザインであるものの、インテリアに採用された木目(調?)パネルがちょっとチープな質感であったりと、良くも悪くも“アメリカ車”を感じさせられる部分も。

それでも、シートサイズはたっぷり。かつ、前席に対してかなり高い位置にセットされた後席からの見晴らしはすこぶる良く、静粛性にもたけているので、なるほど広大な風景の中で、ドカンと広いフリーウェイを長時間流したりするには、なかなか快適であろうことは容易に想像がつく。

4輪の接地感が思いのほか高く、ステアリング操作に対する舵の利きも正確……というのは、実はキャデラックの最新作に共通する美点。それゆえに、経営危機へと陥った際に、まず右ハンドル仕様が“仕分け”されてしまったのは残念無念だ。

(文=河村康彦/写真=佐藤靖彦/編集=竹下元太郎)
 

「キャデラックXT5 3.6AWD」
「キャデラックXT5 3.6AWD」
「SRXクロスオーバー」の後継モデルとして、日本にも導入される可能性が高そうだ。
「SRXクロスオーバー」の後継モデルとして、日本にも導入される可能性が高そうだ。
最近のキャデラック各車は完成度が高いだけに、右ハンドル車の登場が待たれるところ。
最近のキャデラック各車は完成度が高いだけに、右ハンドル車の登場が待たれるところ。

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