F1王者ベッテルのトークショーにファン殺到【F1 2011】

2011.10.11 自動車ニュース

【F1 2011】F1王者セバスチャン・ベッテルが、横浜でトークショー

レッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテルが、F1第15戦日本GPで2年連続のワールドチャンピオン獲得を決めてから一夜明けた2011年10月10日、横浜にある日産自動車グローバル本社でトークショーを行った。

セバスチャン・ベッテルは、今年からインフィニティのグローバルブランド・アンバサダーを務めている。今回のイベントは、インフィニティを展開する日産がレッドブル関係者を招く形で実現した。

当日はメディア向けの記者会見と一般ファンを対象としたイベントの二段構え。どちらもレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューウェイ、そして元レッドブルF1ドライバーのデイヴィッド・クルタードが登場したほか、ファン向けのトークショーではこれにマーティン・ブランドルと川井一仁が加わり、豪華な顔ぶれとなった。

2年連続でワールドチャンピオンに輝いた印象をたずねられたベッテルは「1回目となった昨年とはまったく違うし、比べられるものではない」と回答。鈴鹿での週末については「一瞬も気を抜けない戦いだった。唯一、気を抜いてしまったのが金曜日のフリー走行。おかげであのときはデグナーコーナーでコースアウトし、マシンにダメージを負わせてしまった。それ以降はとにかく精神を集中させて走り続けた。決勝が終わってチェッカードフラッグが振られた瞬間は頭の中が真っ白になり、つかの間、自分がどこにいるかさえわからなくなった」と語った。

日本GPでは「絆(きずな)」の文字が描かれたヘルメットを着用、東日本大震災で傷ついた人々の心を慰めようとした。「それでも日本の人たちはいつもと変わらない笑顔で僕たちを迎えてくれた。これは日本人の強さを示すもの。来年も鈴鹿にやってくることを楽しみにしています」。

一般向けのイベントには、徹夜組を含めて2000人近いファンが参加。タイトル獲得を決めたばかりのベッテルに熱い声援を送ったが、24歳の若きチャンピオンも持ち前のサービス精神を発揮し、自ら着ていたチームウェアを観客席に投げ込んだほか、もっとも早くに会場に駆けつけたふたりのファンにはサイン入りのTシャツをプレゼント。先着200名ほどのゲストにはその場でサインしたカードをプレゼントするなど、F1チャンピオンらしからぬ“おもてなし”でファンの期待に応え、記者会見を含めると2時間を超す長丁場を、終始笑顔でこなした。

(文と写真=大谷達也)

日本GPで3位入賞。4戦残して2011年シーズンのF1チャンピオンとなった、セバスチャン・ベッテル。
日本GPで3位入賞。4戦残して2011年シーズンのF1チャンピオンとなった、セバスチャン・ベッテル。
トークショーの様子。日産自動車のグローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)にて。
トークショーの様子。日産自動車のグローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)にて。

F1王者ベッテルのトークショーにファン殺到【F1 2011】の画像
会場に一番乗りした熱心なファンに、ベッテルがTシャツをプレゼント。トークショーの開幕を徹夜(!)で待ったかいがあったというもの。
会場に一番乗りした熱心なファンに、ベッテルがTシャツをプレゼント。トークショーの開幕を徹夜(!)で待ったかいがあったというもの。

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