話題のPHEVも設定、新型「MINIクロスオーバー」登場

2017.02.23 自動車ニュース
「MINIクーパーSD クロスオーバーALL4」と、BMWジャパンのフランソワ・ロカMINIディビジョン本部長。
「MINIクーパーSD クロスオーバーALL4」と、BMWジャパンのフランソワ・ロカMINIディビジョン本部長。拡大

BMWジャパンは2017年2月23日、コンパクトSUVの新型「MINIクロスオーバー」を発売した。納車開始は同年3月2日を予定している。

エントリーグレードの「MINIクーパーD クロスオーバー」。
エントリーグレードの「MINIクーパーD クロスオーバー」。拡大
「MINIクーパーD クロスオーバー」のフロントまわり。「クーパーD」と「クーパーSD」ではフロントの意匠が異なる。
「MINIクーパーD クロスオーバー」のフロントまわり。「クーパーD」と「クーパーSD」ではフロントの意匠が異なる。拡大
各所に丸いデザインを取り入れたインストゥルメントパネルまわり。縦長のエアコン吹き出し口が、他のMINIにはない特徴となっている。
各所に丸いデザインを取り入れたインストゥルメントパネルまわり。縦長のエアコン吹き出し口が、他のMINIにはない特徴となっている。拡大
「クーパーD」と「クーパーSD」の4WD車には、フロントシートヒーターが標準装備される。
「クーパーD」と「クーパーSD」の4WD車には、フロントシートヒーターが標準装備される。拡大
リアシートは4:2:4の3分割可倒式で、スライドおよびリクライニング調整機構も備わる。
リアシートは4:2:4の3分割可倒式で、スライドおよびリクライニング調整機構も備わる。拡大
450リッターの容量を持つラゲッジルーム。
450リッターの容量を持つラゲッジルーム。拡大
新たに採用された「ピクニック・ベンチ」。
新たに採用された「ピクニック・ベンチ」。拡大
新型「MINIクロスオーバー」には、BMWのモジュール戦略にのっとった最新世代の2リッター直4ディーゼルエンジンが搭載される。
新型「MINIクロスオーバー」には、BMWのモジュール戦略にのっとった最新世代の2リッター直4ディーゼルエンジンが搭載される。拡大
プラグインハイブリッド車の「MINIクーパーS EクロスオーバーALL4」。第2四半期の納車開始が予定されている。
プラグインハイブリッド車の「MINIクーパーS EクロスオーバーALL4」。第2四半期の納車開始が予定されている。拡大

第3世代MINIのトリを飾るモデル

MINIクロスオーバーは2011年に誕生したMINI初のSUVモデルであり、同ブランドの販売台数の約4割を占める、基幹車種のひとつとなっている。

今回の新型はその2代目にあたり、現行世代のMINIとしては最後となる、「3ドア」「5ドア」「クラブマン」「コンバーチブル」に続く5番目のモデルとして登場した。

最大の特徴は従来モデルから一回り拡大したボディーサイズにあり、これにより乗車スペースの広さと荷室容量を拡大。乗り心地やインテリアの仕立てといった質感の改善もトピックとして挙げられている。パワープラントについては、従来モデルでは販売台数の86%がディーゼルモデルであったことから、新型ではガソリンモデルの設定を廃止。また、MINI初となるプラグインハイブリッド車「MINIクーパーS EクロスオーバーALL4」を設定しており、こちらについては第2四半期の納車開始を予定している。

ラインナップと価格は以下の通り。
MINIクーパーD クロスオーバー:386万円
MINIクーパーD クロスオーバーALL4:414万円
MINIクーパーS EクロスオーバーALL4:479万円
MINIクーパーSD クロスオーバーALL4:483万円

ゆとりを増した車内空間と充実の先進装備

六角形のフロントグリルや2灯式のヘッドランプ、ルーフ・グラスエリア・ボディーの3つの要素がはっきり分かれたサイドビューなど、外観デザインは基本的に従来モデルの特徴を踏襲。ただしボディーサイズは全長×全幅×全高=4315(+195)×1820(+30)×1595mm(+45)と、大幅に拡大している(カッコ内は従来モデル比)。

これにより車内空間の居住性が改善しており、特に後席についてはレッグルームの広さを拡大。シートは4:2:4の3分割可倒式で、前後のスライド調整機構や3段階のリクライニング調整機構が備えられている。またラゲッジルームの容量も450リッターと、従来モデルから100リッター拡大。装備の強化も図っており、リアバンパーの下に足を差し入れるだけでテールゲートが開閉する「イージー・オープナー機能」や、荷室後端に腰掛けるときに使用する格納式の「ピクニック・ベンチ」が新たに採用された。

この他の装備も充実しており、自動緊急ブレーキや前走車追従クルーズコントロール、コントローラーとタッチパネルの双方で操作可能なナビゲーションシステムなどを全車に採用。オプションで、置くだけで携帯端末を充電できるQi規格のワイヤレス充電システムも用意されている。

MINI初のプラグインハイブリッド車を設定

日本仕様のパワープラントは、出力の異なる2種類の2リッター直4ディーゼルターボエンジンと、ガソリンエンジンにモーターやバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムの計3種類となっている。

ディーゼルエンジンは、ともに5ドアやクラブマンに搭載される新世代のユニットで、クーパーDでは従来モデルを34%上回る150ps(110kW)の最高出力と、33.7kgm(330Nm)の最大トルクを発生する。燃費性能も、8段ATの採用と相まってFF車で21.2km/リッター、4WD車で21.3km/リッターに向上。特に4WD車では、従来モデル比で37%の改善を実現している。

また、クーパーSDに搭載されるユニットは、190ps(140Nm)の最高出力と40.8kgm(400Nm)の最大トルクを発生。トランスミッションはこちらも8段ATで、燃費は20.8km/リッターとされている。

一方、MINI初となるプラグインハイブリッド車の駆動システムは、136ps(100kW)/22.4kgm(220Nm)の1.5リッター直3ガソリンターボエンジンと、88ps(65kW)/16.8kgm(165Nm)の電動モーターを組み合わせたもので、前輪を6段ATを介してエンジンで、後輪を電動モーターで駆動する4WDとなっている。

後席の下に搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は7.6kWhで、200V電源を利用して約3時間で満充電にすることが可能。モーター走行が可能な車速は125km/h以下で、最大で40kmの距離を電気のみで走ることができる。

(webCG)
 

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