【スペック】B200:全長×全幅×全高=4359×1786×1557mm/ホイールベース=2699mm/車重=1395kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/5300rpm、25.5kgm/1250-4000rpm)(欧州仕様車)

メルセデス・ベンツB180(FF/7AT)/B200(FF/7AT)【海外試乗記】

さらに「Bクラス」らしく 2011.10.06 試乗記 メルセデス・ベンツB180(FF/7AT)/B200(FF/7AT)

メルセデス・ベンツのコンパクトモデル「Bクラス」がフルモデルチェンジされ2代目に進化。プラットフォームからパワートレインにいたるまで刷新された新型に試乗した。

大プロジェクトの幕開け

2006年に販売を開始した初代「Bクラス」の販売台数は約70万台。その数はメルセデス・ベンツにとって十分主力に相当するもので、販売終了直近にあたる2011年1〜6月期においても前年比20%以上の台数増を記録したという。無論ここ日本でもそれは、「C/Eクラス」と並び、トップセールスの一翼を担う重要な銘柄だ。

じゃあその兄貴分にあたる「Aクラス」はどうなのよ……となると、このところ鳴かず飛ばずで存在感を弱めつつあるのが正直なところ。今回、メルセデス・ベンツは新たな小型車戦略に基づいて、この新型Bクラスを皮切りにまったく新しいFFプラットフォームとパワートレインを用意した。これを得て後々登場する新型Aクラスが、若い独身ユーザーを想定した相当スポーティーなパッケージへと変貌することは、今年の上海モーターショーで発表されたコンセプトモデルが示唆している。

さらにこのアーキテクチャーを用いたセダンやSUVのプランも半ば公然化するなど、メルセデスは今後数年をかけてこのエントリークラスのバリエーションを相当分厚くしていく構えだ。なんならAMGも動員する構えの総力戦で臨む狙いは、マーケットシェア確保のみならず、先進国において進むメルセデス支持層の高齢化への対処も含まれている。たとえばBクラスの所有年齢層は中国とドイツでは軽く倍以上は乖離(かいり)と聞けば、そこに彼らが手だてを講じない理由はない。
ともあれ、彼らの今後を占う一番の大プロジェクトは、この新型Bクラスの投入で幕を開けたことになる。


メルセデス・ベンツB180(FF/7AT)/B200(FF/7AT)【海外試乗記】の画像
【スペック】B180:全長×全幅×全高=4359×1786×1557mm/ホイールベース=2699mm/車重=1395kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ (122ps/5000rpm、20.4kgm/1250-4000rpm)(欧州仕様車)
【スペック】B180:全長×全幅×全高=4359×1786×1557mm/ホイールベース=2699mm/車重=1395kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ
(122ps/5000rpm、20.4kgm/1250-4000rpm)(欧州仕様車)
2011年の上海モーターショーで披露された「メルセデス・ベンツ コンセプトAクラス」。(写真=新井一樹)
2011年の上海モーターショーで披露された「メルセデス・ベンツ コンセプトAクラス」。(写真=新井一樹)

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