第11回:デトロイトに告ぐ

2017.02.27 バイパーほったの ヘビの毒にやられまして
いつだったかに撮影した小田原厚木道路は平塚PAでの写真。今回は「ダッジ・バイパー」の出番はナシです!
いつだったかに撮影した小田原厚木道路は平塚PAでの写真。今回は「ダッジ・バイパー」の出番はナシです!

トランプ大統領の「日本人はもっとアメリカのクルマを買うべし!」という発言以降、にわかにこの国で盛り上がっているアメ車論争。日本がヘンなのか? いやいやアメ車が悪いのか? 17年落ちの「ダッジ・バイパー」オーナーが、熱い思いをぶちまける。

われらが「バイパー」は、2月14日から24日まで、代官山のポディウムカフェのエントランスに展示された。見に来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。
われらが「バイパー」は、2月14日から24日まで、代官山のポディウムカフェのエントランスに展示された。見に来てくださった皆さま、本当にありがとうございます。
展示に際しては、うれしいことにポディウムカフェのスタッフさんが写真のポップをお手製で作ってくれていた。ありがとうございます。S氏にいただいたキーホルダーともども、家宝にさせていただきます。いや、ホントに。
展示に際しては、うれしいことにポディウムカフェのスタッフさんが写真のポップをお手製で作ってくれていた。ありがとうございます。S氏にいただいたキーホルダーともども、家宝にさせていただきます。いや、ホントに。
車検証や当時のスペックシートなど、参考にする資料によって多少値が異なるのだが、この代の「バイパーGTSクーペ」の車重は基本的に1.5トンの後半である。以前、Facebookにて「このエンジンでこの車重は軽い。むしろ、最近のクルマがいかに重くなったかに驚かされる」という趣旨の感想をいただいたこともあるし、やはり“アメ車=重い”というのは、偏見だと思うのだけど……。
車検証や当時のスペックシートなど、参考にする資料によって多少値が異なるのだが、この代の「バイパーGTSクーペ」の車重は基本的に1.5トンの後半である。以前、Facebookにて「このエンジンでこの車重は軽い。むしろ、最近のクルマがいかに重くなったかに驚かされる」という趣旨の感想をいただいたこともあるし、やはり“アメ車=重い”というのは、偏見だと思うのだけど……。

きっかけは大統領

この原稿を書き始めたのは2017年2月20日のこと。この時、わが家の駐車場にバイパーの姿はなかった。皆さまご存じの通り、東京・代官山のポディウムカフェに展示されていたのだ。ホントは19日に返ってくる予定だったのだが、どうしたわけか24日まで延長となったのである。

電話口でスタッフさんは恐縮していたが、いやいや。あのヘッポコで少しでも皆さまの目を楽しませられるのなら、記者としても喜ばしいかぎりである。唯一の問題はこの連載で、当たり前だが、手元にクルマがないので写真が撮れていない。
かような事情により、今回はバイパーの出番はナシ。そこでバイパーなしでもできるお話をと思い、ここのところ記者がつれづれに考えていることを開陳することにした。タイミング的にも今じゃないと旬を逃すネタだし、ちょうどいい。いつもと毛色の違う回になってしまうけど、ご容赦ください。

そんなわけで今回は、このごろ都に流行(はや)りたる、夜討ちでも強盗でもなくて「アメ車争議」のお話である。某国大統領の「日本人は全然アメリカのクルマを買ってくれないデース。オカシーネ!」という発言に端を発する喧喧囂囂(けんけんごうごう)についてだ。「その通り!」「いや、おかしくなんかねえよ!」という双方の主張により、さまざまなメディアが大いに盛り上がった。

例えば、英国BBCは日本の狭い路地や駐車場に「キャデラック・エスカレード」で突撃するというお笑い番組みたいな動画を披露し、「アメ車は日本の市場にマッチしていない」と主張。ニューヨークタイムズも日本でのインタビュー取材などを通して、似たような指摘をしていた。

一方で、トランプさんの意見に同調する声もあり、排気量を基準にした自動車税や車重を基準にした自動車重量税が、“デカくて重い”アメ車(これも「いつの時代の話よ?」と思うんだけど)を売れなくしているという意見もちらほら。かと思えば、先日は某動画サイトで動画を閲覧していたら(ムフフなのじゃないですよ)「最近のアメ車の維持費は日本車とそんなに変わらないのに、売れないのはなぜ?」という趣旨のコラムがスクロールで出てきて「えっ」と思った。いやいや、アメ車がこんなに注目されたのって久々じゃないの?

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