F1の名門マクラーレンの「MP4-12C」は2790万円

2011.10.05 自動車ニュース
会場には白い「MP4-12C」が展示された。左からマクラーレンのイアン・ゴーサッチ リージョナルディレクター、エムティーインターナショナルの野上信雄 代表取締役兼CEO、八光カーグループの池田淳八 代表取締役。
F1の名門・マクラーレンの「MP4-12C」は2790万円

F1の名門・マクラーレンの「MP4-12C」は2790万円

英国マクラーレン・オートモーティブは2011年10月5日、都内で新型スポーツカー「MP4-12C」を発表し、国内での販売体制の概要を明らかにした。

「MP4-12C」のボディーサイズは全長4509×全幅1908×全高1199mm。前に235/35R19、後ろに305/30R20サイズのタイヤを履く。
「MP4-12C」のボディーサイズは全長4509×全幅1908×全高1199mm。前に235/35R19、後ろに305/30R20サイズのタイヤを履く。
ドライバーの正面にはデジタル速度計付きのアナログ式タコメーターが配置される。幅の狭いセンターコンソールには縦長の液晶モニターが埋め込まれており、ナビゲーションやオーディオなどの機能が備わっている。
ドライバーの正面にはデジタル速度計付きのアナログ式タコメーターが配置される。幅の狭いセンターコンソールには縦長の液晶モニターが埋め込まれており、ナビゲーションやオーディオなどの機能が備わっている。
シートはフルレザータイプのほか、アルカンターラとのコンビネーションタイプも用意される。
シートはフルレザータイプのほか、アルカンターラとのコンビネーションタイプも用意される。

日本におけるマクラーレン車の販売は、関東地区はエムティーインターナショナル(本社・東京都渋谷区)、関西・中部地区は八光カーグループ(大阪府大阪市)が担当し、早ければ2011年末に第1号車が顧客へ納車される予定だ。ショールームとサービス工場は2012年初頭に大阪市内、同年春に渋谷区神宮前に1店舗ずつ開設され、名古屋地区への出店予定もある。東京のショールームは「マクラーレン東京」を名乗る。

英マクラーレンは全世界35カ国に販売ネットワークを展開する計画。サービス工場には本社で研修を受けた熟練技術士を配置するとともに、「MP4-12C」のさまざまな部品を常備して素早い修理を可能にするサービスコンセプト「ピットストップ」を実施するなど、高い顧客満足を目指すという。

販売のパートナーを探すにあたっては、「販売台数を増やすだけでなく、顧客満足度を毎年高められ、車両の残価価値を高く維持できるパートナー」(イアン・ゴーサッチ 中東・アフリカ・アジア太平洋地域ディレクター)であるかどうかを考慮した。エムティーインターナショナルの母体である国際グループは、輸入車の販売や整備に60年の歴史を持つ。八光カーグループもイギリス車やイタリア車の正規販売代理店を運営し、関西・名古屋地区に強みを持っている。

当面はMP4-12Cが唯一の扱い車種となる。シャシーには“モノセル”と呼ばれるワンピース構造のカーボンファイバーセルが使用され、車重1434kgと軽く仕上がっているのが特徴だ。エンジンはリカルドと共同開発した自社製3.8リッターV8ツインターボで600psを発生。0-100km/h加速が3.3秒、最高速は330km/hと発表されている。

車両価格は2790万円。年産1000台を計画し、日本では年間100台程度の販売を目指すという。

(webCG竹下)

600psを発生する自社製3.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載。330km/hの最高速をうたう。
600psを発生する自社製3.8リッターV8ツインターボエンジンを搭載。330km/hの最高速をうたう。
中央部に“モノセル”と呼ばれる一体成型のカーボンファイバーセルがあり、その前後にアルミのフレームが伸びる構造をとる。
中央部に“モノセル”と呼ばれる一体成型のカーボンファイバーセルがあり、その前後にアルミのフレームが伸びる構造をとる。
ボディーカラーは17色。インテリアトリムに用いるレザーも、幅広い選択肢の中から選ぶことができる。
ボディーカラーは17色。インテリアトリムに用いるレザーも、幅広い選択肢の中から選ぶことができる。
リアスポイラーにはエアブレーキ機能が備わり、制動時に立ち上がるようになっている。
F1の名門・マクラーレンの「MP4-12C」は2790万円
関連記事
  • マクラーレン540Cクーペ(MR/7AT)【試乗記】 2016.9.5 試乗記 マクラーレンの最新モデルにして、そのラインナップにおけるエントリーモデルの役割を担う「540C」。フェラーリともランボルギーニとも、ポルシェとも一味ちがう、英国のスポーツカーならではのドライブフィールに触れた。
  • ランボルギーニ・ウラカンRWDスパイダー(MR/7AT)【試乗記】 2017.4.27 試乗記 「ランボルギーニ・ウラカン スパイダー」の後輪駆動モデル「ウラカンRWDスパイダー」に試乗した。前輪の駆動機構を捨てたことによって生まれた軽快感を、風とたわむれながら味わうこと。それこそが、このクルマの醍醐味(だいごみ)と言えそうだ。
  • マクラーレン570GT(MR/7AT)【海外試乗記】 2016.6.23 試乗記 マクラーレン・スポーツシリーズの第3弾となる「570GT」に試乗した。このモデルのテーマは、日常的な使いやすさと快適性のさらなる改善。その狙い通り、毎日乗りたくなるスーパースポーツカーに仕上がっていた。
  • ポルシェ・カイエンGTS(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.16 試乗記 発表から7年、その後のマイナーチェンジからもはや2年半が経過した2代目「ポルシェ・カイエン」。もはや円熟の域に達した感のある同車は今、われわれにどんな走りを見せてくれるのだろうか。スポーティーな「GTS」グレードのステアリングを握った。
  • マセラティ・レヴァンテ ディーゼル(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.15 試乗記 いよいよデリバリーが始まった「マセラティ・レヴァンテ」のディーゼルモデルに試乗。いたるところにちりばめられたブランドシグネチャーとは裏腹に、巨大なボディーやエンジンのフィーリングなど、筆者の知る“マセラティ”とはまるで別物……。お前は一体何者だ? その正体がはっきりと見えたのは、伊豆のワインディングロードだった。 
  • 「ベントレー・ベンテイガ」にカジュアルな新グレードが登場 2017.5.1 自動車ニュース ベントレー モーターズ ジャパンは2017年5月1日、装備内容を見直してよりカジュアルに仕立てた「ベンテイガ」の新グレード「ベンテイガ オニキス エディション」を発表した。車両価格は2399万円。
  • レクサスLC500“Lパッケージ”/LC500h“Lパッケージ”【試乗記】 2017.5.4 試乗記 “製品化を前提としない”はずだったコンセプトカーの発表から5年。ほとんどそのままの姿で登場し、世間を驚かせた「レクサスLC」がいよいよ日本の公道を走る。新開発のFRプラットフォームや10段AT、マルチステージハイブリッドなどの技術を満載した、新世代のラグジュアリークーペの出来栄えは?
  • ケータハム・セブン スプリント(FR/5MT)【試乗記】 2017.5.1 試乗記 「ロータス・セブン」の魅力を今日に伝える「ケータハム・セブン」に、“オリジナル・セブン”の誕生60周年を祝う限定モデル「セブン スプリント」が登場。クラシカルなデザインとプリミティブな走りがかなえる唯一無二の魅力に触れた。
  • アバルト595コンペティツィオーネ(FF/5AT)【試乗記】 2017.4.26 試乗記 マイナーチェンジでデザインや装備が改められた、ホットハッチ「アバルト595コンペティツィオーネ」に試乗。「スポーツ性能を限界まで高めた」とうたわれる走りの質を、ワインディングロードで確かめた。
  • 「谷口信輝の新車試乗」――マクラーレン570Sクーペ(後編) 2016.8.11 mobileCG SUPER GTや86/BRZ Raceで活躍中のレーシングドライバー谷口信輝が、本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き「マクラーレン570Sクーペ」に試乗。レーシングドライバー視点で570Sクーペを語る。
ホームへ戻る