スバル・インプレッサスポーツ1.6i-L EyeSight(4WD/CVT)

これでいいじゃないか! 2017.03.08 試乗記 新世代のプラットフォームを採用した「スバル・インプレッサ」の1.6リッターモデルに、清水草一が試乗。その走りや乗り心地を、2リッターモデルとの比較も交えながら詳しくリポートする。

2リッターモデルは高すぎる!?

筆者は新型インプレッサについて懐疑的な方だった。2リッターモデルに乗った限り、新しいシャシーは確かにいいが、それ以外の部分は物足りなかった。

具体的には、

  • その1:あまりにもエンジンがフツー
  • その2:電子スロットルのセッティングがガバチョ(早開き)気味
  • その3:やっぱりカーマニア的にCVTは「ありえない」
  • その4:でもタイヤは18インチで、実用車としては乗り心地がそれなりにハードというのがちょっとチグハグ
  • その5:街乗りでリッター10kmを割る燃費
  • その6:悪くはないが、どこかのメーカーを参考にしました的無個性なスタイリング

こんなところですが、これらの根底には価格があった。

2リッター自然吸気で154psという、ごく普通の動力性能を持つ実用車が、4WDモデルだとなんだかんだで300万円近くなる(「インプレッサスポーツ2.0i-S EyeSight」の4WD車で車両本体259万2000円)。

安全装備その他もろもろでクルマが全体的に高くならざるを得ないのはわかっているが、インプレッサ2.0は特に高性能でもなく高級でもなくファッショナブルでもないのは間違いなく、そういうフツーのクルマが300万円近いというのは精神的にツライ。

ならば全モデルターボ付きの「レヴォーグ」や、これをベースに開発されるであろう次期「WRX STI」系モデルをフンパツした方がシアワセになれるのではないか? と思えたのだ。

今回試乗したのは、ハッチバックモデルの「インプレッサスポーツ」。ほかにセダン型のボディーを持つ「インプレッサG4」がラインナップされる。
今回試乗したのは、ハッチバックモデルの「インプレッサスポーツ」。ほかにセダン型のボディーを持つ「インプレッサG4」がラインナップされる。
オプションの「ブラックレザーセレクション」を選択したテスト車のシートは、なめらかな触感を特徴とする本革仕立て。前席(写真)にはシートヒーターも備わる。
オプションの「ブラックレザーセレクション」を選択したテスト車のシートは、なめらかな触感を特徴とする本革仕立て。前席(写真)にはシートヒーターも備わる。
運転席まわりの様子。本革巻きのステアリングホイールやシフトノブは「ブラックレザーセレクション」に含まれる。
運転席まわりの様子。本革巻きのステアリングホイールやシフトノブは「ブラックレザーセレクション」に含まれる。
1.6リッター水平対向4気筒エンジンは、最高出力115psを発生。JC08モードの燃費値は、今回テストした4WD車で17.0km/リッター。FF車では18.2km/リッターとなる。
1.6リッター水平対向4気筒エンジンは、最高出力115psを発生。JC08モードの燃費値は、今回テストした4WD車で17.0km/リッター。FF車では18.2km/リッターとなる。
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