【スペック】ホンダ・フィットハイブリッド(写真右):全長×全幅×全高=3900×1695×1525mm/ホイールベース=2500mm/車重=1130kg/駆動方式=FF/1.3リッター 直4SOHC8バルブ(88ps/5800rpm、12.3kgm/4500rpm)、モーター(14ps/1500rpm、8.0kgm/1000rpm)/価格=172万円(テスト車=201万6500円/HDDインターナビシステム+インターナビプレミアムクラブ=26万5000円/車体色<プレミアムイエローパールII>=3万1500円)

マツダ・デミオ 13-SKYACTIV/ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション【試乗記(後編)】

「みんな」と「ひとり」(後編) 2011.10.03 試乗記 マツダ・デミオ 13-SKYACTIV(FF/CVT)/ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション(FF/CVT)
……150万円/201万6500円

エンジン+モーターの「フィットハイブリッド」とエンジンのみで燃費向上を実現した「デミオ 13-SKYACTIV」を乗り比べると、パワートレインの違いだけじゃない、それぞれの特徴が見えてきた。

軽やかで自然なスポーティさ

(前編からのつづき)
「ホンダ・フィットハイブリッド」から「マツダ・デミオ 13-SKYACTIV」に乗り換えると、クルマがひと回り小さくなったように感じる。実際にはほとんど同じサイズなのに、なぜかタイトな印象を与えるのだ。そして、運転感覚がダイレクトだ。アクセル、ステアリングへの入力に対し、クルマの反応が素直で素早い。スポーツカー然とした神経質な俊敏さや絶対的な速さはないものの、軽やかで自然な動きが好ましい。

新エンジンの最大のアピール点は14.0という常識はずれの圧縮比だが、もちろん運転していてそれを感じることはできない。各部の軽量化や摩擦抵抗の低減も、直接実感するのは不可能だ。ただ、それらの省燃費策が走りをスポイルする方向に働いていないことはよくわかる。エンジンの高効率化は、クルマにとってネガティブな面があるはずもない。

動きのしなやかさは、誰にも感じ取れるはずだ。単に柔らかいというのではなく、クルマと路面との関係をうまく調整し、媒介してくれるイメージである。1010kgの車両重量から想像される動きよりもずっと軽快で、乗り心地の良さも軽さの延長上にある。過剰なアピールがなく、ナチュラルなスポーティーさを持っている。

フィットハイブリッドと同様に、デミオ 13-SKYACTIVも画面でエコドライブを促す仕掛けがある。このi-DMにはリアルタイムで運転のエコ度や滑らかさを示す機能もあり、もちろん瞬間燃費も表示できる。制限速度の走行では、平坦路でも18km/リッターに達しない。中央道河口湖ICを出たところでディスプレイを見ると、平均燃費は18.1km/リッターだった。フィットハイブリッドは18.7km/リッターで、中間計測よりは差が縮まった。やはり、乗員が1人か2人かは大きいようだ。

「デミオ 13-SKYACTIV」のインテリアはブラックが標準となり、ライトグレーがオプションで選べる。
マツダ・デミオ 13-SKYACTIV/ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション【短評(後編)】

マツダ・デミオ 13-SKYACTIV/ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション【短評(後編)】
【スペック】マツダ・デミオ 13-SKYACTIV:全長×全幅×全高=3900×1695×1475mm/ホイールベース=2490mm/車重=1010kg/駆動方式=FF/1.3リッター直4DOHC16バルブ(84ps/5400rpm、11.4kgm/4000rpm)/価格=140万円(テスト車=150万円/SKYACTIVパッケージ1=5万円、SKYACTIVパッケージ2=5万円)
マツダ・デミオ 13-SKYACTIV/ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション【短評(後編)】

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