アストンマーティン、新型SUV「DBX」の開発に意欲

2017.04.25 自動車ニュース
アストンマーティンの社長兼最高経営責任者であるアンディ・パーマー氏と、新型「アストンマーティン・ヴァンキッシュS」。
アストンマーティンの社長兼最高経営責任者であるアンディ・パーマー氏と、新型「アストンマーティン・ヴァンキッシュS」。

アストンマーティンは2017年4月24日、東京都内で記者発表会を開催し、アンディ・パーマー社長兼最高経営責任者が、今後の経営戦略および日本におけるディーラー展開についてプレゼンテーションを行った。

プレゼンテーションにおいて示された、アストンマーティンの生産台数を示すグラフ。2005年以降の“大きな山”が目を引く。
プレゼンテーションにおいて示された、アストンマーティンの生産台数を示すグラフ。2005年以降の“大きな山”が目を引く。
かつて日産自動車の副社長を務めたこともあり、日本にはなじみのあるパーマー氏。「2017年後半のディーラーオープンに際し再度来日できることを、今から楽しみにしています」と語った。
かつて日産自動車の副社長を務めたこともあり、日本にはなじみのあるパーマー氏。「2017年後半のディーラーオープンに際し再度来日できることを、今から楽しみにしています」と語った。
アストンマーティンが開発を進めるSUV「DBX」。2019年には新工場での生産開始が予定されている。
アストンマーティンが開発を進めるSUV「DBX」。2019年には新工場での生産開始が予定されている。
こちらは、東京・青山にオープン予定のブランドセンター。英国以外では初の試みになるという。
こちらは、東京・青山にオープン予定のブランドセンター。英国以外では初の試みになるという。
過去104年間にラインオフしたアストンマーティンは、トヨタなら2日で生産してしまう8万台ほどにすぎない。しかし、「その95%が現存していることを誇りに思います」とパーマー氏は胸を張る。写真は、かつてミュージシャンのポール・マッカートニー氏が所有していたという「DB6」。プレゼンテーション会場に展示された。
過去104年間にラインオフしたアストンマーティンは、トヨタなら2日で生産してしまう8万台ほどにすぎない。しかし、「その95%が現存していることを誇りに思います」とパーマー氏は胸を張る。写真は、かつてミュージシャンのポール・マッカートニー氏が所有していたという「DB6」。プレゼンテーション会場に展示された。

今後は9カ月ごとに新車を発表

今回のプレゼンテーションは、国内における新型「アストンマーティン・ヴァンキッシュS」の発表会にあわせて行われたもの。

その中でパーマー氏は、アストンマーティンが、1913年の創業以来104年続く歴史の中で、最も大きな変革の時期にあることを強調。具体的な取り組みとして、ラインナップを“3つの柱”に分ける商品戦略を紹介した。

柱のひとつは、今回披露された新型ヴァンキッシュS新世代モデル「DB11」などの、スーパーカーおよびスポーツカー。もうひとつは、ロールス・ロイスやベントレーに対抗する4ドアモデルで、復活したラゴンダブランドがその任を担うという。

3つ目は、「DBX」と名付けられたSUVモデル。アストンマーティンにとっては新規のカテゴリーで、現在は量産化に向けて開発が進められている。パーマー氏によれば、前述のスポーツカーや4ドア車よりもファミリー志向のクルマになるとのことで、今後はこれら3タイプのモデルを織り交ぜつつ、9カ月に1車種のペースで新型車を発表していくという。

またパーマー氏は、商品開発について、電気自動車(EV)やMR車(ミドエンジン/リアドライブ車)の開発にも取り組むとコメント。さらに、ハイパフォーマンスブランドAMRの設立、ラゴンダブランドの復活に加えて、伝統的な3ペダルのMT車を設定し続けることも基本方針に挙げた。

日本市場に関しては、近年のセールスが好調であることをアピール。レッドブル・レーシングとともに開発が進められている“ハイパーカー”「ヴァルキリー」も、日本に10台導入される見込みであることを明らかにした。

同社は、プレミアムカーの輸入販売を行うSKY GROUP(スカイグループ)と東京地区における正規ディーラー契約を締結し、2017年4月1日に仮ショールームを西麻布にオープンしたばかり。現在は青山に、英国以外では初となるブランドセンターを隣接する、新たな店舗を準備中だ。オープン予定は、2017年の第4四半期。パーマー氏によれば、この新ディーラーはアストンマーティンを体験するための貴重なスペースになるとのことである。

(webCG 関)

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