【スペック】全長×全幅×全高=4370×1750×1385mm/ホイールベース=2660mm/車重=1550kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブターボ(306ps/5800rpm、40.8kgm/1200-5000rpm)/価格=579万円(テスト車=614万5000円/コンフォートアクセス=8万6000円/電動ガラスサンルーフ=14万円/パークディスタンスコントロール<リア>=5万4000円/メタリックペイント=7万5000円)

BMW135iクーペ(FR/7AT)【試乗記】

“熟車”の耐えがたき魅力 2011.09.26 試乗記 BMW135iクーペ(FR/7AT)
……614万5000円

直6エンジンを積む数少ないコンパクトモデル「BMW135iクーペ」。BMWの代名詞である「ストレートシックス」の味わいを、マイナーチェンジモデルで再確認する。

煮詰まったうまみ

すでに新しい「1シリーズ」が発表されて、年内にも日本に導入されることが明らかにされている。そんな今、何で従来型の1シリーズの、それもクーペにあらためて乗るのかというと、ずばり、気になるからである。年ごとに改良されて、どれだけBMWのうまみが煮こごっているか、すごく気になるからである。その昔、よく言ったもんじゃないですか。「初モノのガイシャには手を出すな」って。気に入ったものに本当に長く乗りたいのなら、「むしろモデル末期はチャンスなんだ」と。

パッと見、何も変わっていないように見える「135iクーペ」だが、去る6月、(おそらくは最後の)マイナーチェンジを受けている。まずは、フロントとリアのライトユニットにLEDが仕込まれた。フロントでは“目玉”の上にまゆ毛のようにLEDが並べられ、顔つきがちょっとだけキリッと今っぽくなったように感じられる。

さらには……とテンポよく次の改良を紹介していきたいところだけれども、今回試乗するMスポーツパッケージを装着する135iクーペについては、外から見て変わったことがわかる部分は、実はもうほとんどない。資料を見ると、オーディオにiPodなどをつなげる「USBオーディオインターフェイス」が標準装備となった、とあるぐらいだ。

となると、いよいよ本番、中身のチェックに移ろう。スペック的には従来型と何も変わらないようだが、煮詰まったうまみというものは店のメニューには表れないものである。大いに期待して、3リッターのストレートシックスに火を入れた。

「BMW1シリーズ」は2011年9月22日に新型が国内発表されたが、クーペモデルは継続して販売される。
「BMW1シリーズ」は2011年9月22日に新型が国内発表されたが、クーペモデルは継続して販売される。
一部改良で加わった「USBオーディオインターフェイス」は、センターコンソールの中に備わる。
一部改良で加わった「USBオーディオインターフェイス」は、センターコンソールの中に備わる。

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