クラリオンが2017年モデルのナビ5機種を発表

2017.05.30 自動車ニュース
クラリオン独自の7.7型画面で横幅200mmの「MAX777W」。フルデジタルサウンドシステム対応。
クラリオン独自の7.7型画面で横幅200mmの「MAX777W」。フルデジタルサウンドシステム対応。

クラリオンは2017年5月25日、2017年の国内市販向けカーナビを発表した。ラインナップは「MAX777W」「MAX677W」「NX717」「NX617」「NX617W」の5機種。発売はいずれも6月上旬から。価格はオープン。

7.7型の横幅200mmモデルで価格を抑えた「MAX677W」。
7.7型の横幅200mmモデルで価格を抑えた「MAX677W」。
7型画面の高性能2DINモデル「NX717」。
7型画面の高性能2DINモデル「NX717」。
7型画面の両側にハードキーを設けた横幅200mmモデル「NX617W」。
7型画面の両側にハードキーを設けた横幅200mmモデル「NX617W」。
ベーシックな2DINモデル「NX617」。
ベーシックな2DINモデル「NX617」。

バラエティーに富んだラインナップ

型番がMAXで始まる2つのモデルは7.7型というクラリオン独自の画面サイズを持つ横幅200mmモデル。NXが付くのは通常の7型画面で、NX717は機能面でMAX777Wに迫る高機能2DINモデルという位置づけで、NX617Wは7型画面の両側にハードキーを設けた横幅200mmモデル、NX617はベーシックな2DINモデルとなる。

最上位のMAX777Wは別売のフルデジタルサウンドシステムとデジタル接続することで一層の高音質が追求でき、3年間の無料地図更新サービスが付くスペシャルモデル。MAX677Wはそれらを省いて価格を抑えた。どちらもクラリオン独自の7.7型の横長大画面が特徴だ。7.7型とは、縦方向は通常の7型と同じだが、横方向で約20mm広げてメーカーでいう「スーパーワイド」としたもの。昨今の日本車に見られる横幅200mmのナビ取り付けスペースに対応する。200mm対応のワイドナビはいくつもあるが、7型画面の横にハードキーを配したものが多く、200mm幅のメリットを生かしきれていなかったが、MAX777W、MAX677Wはその部分をすべて画面スペースに充てた。これにより地図を広範囲で見られるほか、シネマサイズの映画をフル画面で楽しむこともできる。一般的な大画面ナビにつきものの専用パネルを必要としないのも、7.7型の大きなメリットだ。

クラウド型の音声認識を採用

現代の市販ナビには半ば常識のスマートフォン連携に以前から積極的に取り組んできたのがクラリオン。その結実した姿が、多彩なアプリを統括管理するアプリ「Smart Access 4Car」で、今回発表の全モデルが標準搭載している。
そのもとで動く代表的なアプリが「Intelligent VOICE」。すなわち音声認識だが、インターネットを介してサーバーとやりとりするクラウド型のため、多彩な機能と情報の新鮮さにたけている。音声で操作できる内容は、目的地検索、メールの受信案内と表示、電話の発信、ショートメッセージの送信、接続したスマートフォン内の楽曲の検索と再生など。専用アプリはほかにも、観光アプリの「フォートラベル」「とくせん周辺情報」「駐車場満空情報」「トイレサーチ」などドライブに有益な情報が豊富にラインナップされている。統括管理アプリのおかげで、各アプリの追加や更新はスマートフォン上で自動的に行われる。

デジタル信号伝達の概念比較図。
デジタル信号伝達の概念比較図。
フルデジタルサウンドシステムの「Z3」(サウンドプロセッサー/ツイーター/コマンダー)。
メーカー希望小売価格12万5000円(税別)。
フルデジタルサウンドシステムの「Z3」(サウンドプロセッサー/ツイーター/コマンダー)。
	メーカー希望小売価格12万5000円(税別)。

上位機種はデジタルサウンドや先進のWi-Fi接続に対応

エンタメはクラリオンの最も得意な分野。映像は3つのモードで好みの画質が選べるのはこれまでどおりだが、今回のモデルからAMラジオの番組がFM放送で聴けるワイドFMにも対応した。音楽再生では独自の音響テクノロジー 「Intelligent Tune」の搭載で原音に忠実な臨場感あふれるサウンドが楽しめる。
最上位のMAX777Wでは「フルデジタルサウンドシステム」へのデジタル接続も可能。これは、音源からスピーカー出力までデジタル信号で伝送する「フルデジタルな音」を目指して開発したもの。商品はすでに2016年4月よりカーオーディオショップを中心に販売されている。このうちサウンドプロセッサー、ツイーター、コマンダーからなる「Z3」をMAX777Wとデジタル接続できるようにした。これにより、音楽CDやスマートフォンなどの音源もハイレゾ相当のクオリティーで再生することが可能になっている。他のモデルはアナログで接続できる。

なお、MAX777WとNX717では、対応可能なアンドロイドスマートフォンと、新しいディスプレイ伝送技術「Miracast(ミラキャスト)」をWi-Fi接続することで、スマートフォン内の動画や音楽をナビ本体で楽しむこともできる。

(文=尾澤英彦)

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