老舗ブランドの挑戦
ランドローバー・レンジローバー イヴォークSi4(4WD/6AT)【海外試乗記】
ランドローバー・レンジローバー イヴォークSi4(4WD/6AT)
最もコンパクトなレンジローバー「イヴォーク」が登場。日本上陸を前にイギリスで試乗した。
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手抜きのない作り
衝撃は、そのデザインである。とりわけその3ドアモデル「クーペ」なんて、2008年のデトロイトショーに出展されたコンセプトカー「LRX」そっくりそのままなのだ。クーペとSUVの融合。よく使われるフレーズだが、ここまでうまくやりとげた例はそうはない。さらに言えば、カタチそれ自体だけでなく、レンジローバーという老舗ブランドがこれだけ斬新なスタイリングを打ち出してきたことにも驚かされずにはいられない。
もちろん、それはうれしい驚きだ。「レンジローバー イヴォーク」。第一印象で、強烈に印象づける存在である。
見た目だけでなく内容も進歩的だ。車体の基本骨格は「ランドローバー・フリーランダー2」を土台にしているが、実際には90%以上が刷新されている。特徴的なのは、サブフレームのマウント位置を変えてシャシーを27mm低く設定したこと。スリーサイズは全長4355mm×全幅1965mm×全高1605mm(クーペ)と、全長がコンパクトなだけでなくレンジローバーとしてはロー&ワイドなバランスになっている。ちなみに5ドアモデルは全高が30mm高いが、パッと見てそれと気付く人はそうはいないだろう。Cd値は0.35(5ドア)を達成したという。
アルミ製のボンネットにルーフ、樹脂製のフェンダーやテールゲートを用い、サスペンションまで一部をアルミ製とするなど軽量化も徹底された。もっとも軽いモデルで車重は1.6トンを切っている。
インテリアの意匠やクオリティには、ブランドの伝統が外観以上に色濃く息づいていて、コンパクトだからって手抜きはない。多用されたアルミ素材、丹念なステッチングなどは、このクラスへの期待値を超えている。
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