【スペック】全長×全幅×全高=4840×1915×1395mm/ホイールベース=2855mm/車重=1840kg/駆動方式=FR/3.6リッターV6DOHC24バルブ(308ps/6400rpm、37.7kgm/5200rpm)/価格=499万円(テスト車=505万3000円/有償ペイント=6万3000円)

シボレー・カマロ コンバーチブル(FR/6AT)【試乗記】

アメリカンヒーロー 2011.09.19 試乗記 シボレー・カマロ コンバーチブル(FR/6AT)
……505万3000円

シボレーブランドのアイコンカー「カマロ」にオープンモデル誕生。クール、ファン、フリーダムを掲げる、最新アメリカンスポーツの走りを試した。

クローズ時のスタイリングがイイ

別にまわりに迷惑をかけるような運転をしているわけじゃない。自分で言うのもなんだが、わが「カマロ コンバーチブル」は西へ向かう東名高速の車列でぴたりと歩調を合わせ、これでもできるかぎり存在感を消して走っているつもりなのだ。なのに前を走っているクルマは、「ドゾッ!」と言わんばかりに、さっとどいてしまう。これじゃあ、まるでサメが魚の群れの中に突っ込んでいくみたいじゃないか!? この“コワモテカー”が発するオーラは、スーパーカー並みに強烈らしい。

クーペボディの「カマロ」には6.2リッターのV8と3.6リッターのV6があるが、今年の7月に発売されたコンバーチブルで選べるのはV6のみ。499万円という価格は、V6クーペ(430万円)とV8クーペ(535万円)の真ん中に位置している。この価格、安めなのか、高めなのか判断するのは簡単ではないけれども、ライバル「フォード・マスタング」の「V6コンバーチブル スポーツアピアランス」(6月に発売された限定車)が505万円だったことを考えると、アメ車のV6オープンは500万円前後が相場らしい。比べても仕方ないが、ドイツ車よりはかなり安めだ。

オープンカーのウンチクじみたことを言えば、“Convertible”とは文字づらから判断すれば“to be coverted”、すなわち「ボディ形態を変えることが可能なクルマ」という意味である。つまりオープン状態が格好いいだけではダメで、クローズ時(むしろこちらが基本形と考えるべきだろう)のスタイリングにもこだわるべきである。
その点、新型はイイ線いっている。すっきりとしたオープン時のシルエットと、端正で軽快感のあるバランスの良いノッチバックスタイルを両立させている。クーペと同様に、どこか先代カマロをほうふつとさせる味わいもある。

それではいざ、ソフトトップを開け放ってみることにしよう。

インテリアは基本的にクーペモデルと同じ。シフトノブの奥には、油温計、油圧計、電圧計、ATF油温計を表示する4連メーターが備わる。装備されるポータブルナビはディーラーオプション(価格12万3600円)。
インテリアは基本的にクーペモデルと同じ。シフトノブの奥には、油温計、油圧計、電圧計、ATF油温計を表示する4連メーターが備わる。装備されるポータブルナビはディーラーオプション(価格12万3600円)。
レザーのスポーツバケットシートはシートヒーター付き。
レザーのスポーツバケットシートはシートヒーター付き。
キャンバス製ソフトトップには、静粛性の向上のために吸音性の高いライナーが挟み込まれている。
キャンバス製ソフトトップには、静粛性の向上のために吸音性の高いライナーが挟み込まれている。
関連記事
  • ケータハム・セブン スプリント(FR/5MT)【試乗記】 2017.5.1 試乗記 「ロータス・セブン」の魅力を今日に伝える「ケータハム・セブン」に、“オリジナル・セブン”の誕生60周年を祝う限定モデル「セブン スプリント」が登場。クラシカルなデザインとプリミティブな走りがかなえる唯一無二の魅力に触れた。
  • ランボルギーニ・ウラカンRWDスパイダー(MR/7AT)【試乗記】 2017.4.27 試乗記 「ランボルギーニ・ウラカン スパイダー」の後輪駆動モデル「ウラカンRWDスパイダー」に試乗した。前輪の駆動機構を捨てたことによって生まれた軽快感を、風とたわむれながら味わうこと。それこそが、このクルマの醍醐味(だいごみ)と言えそうだ。
  • 新型「シボレー・カマロ」の国内受注がスタート 2017.1.12 自動車ニュース ゼネラルモーターズ・ジャパンは2017年1月12日、同年後半に日本導入を予定している新型「シボレー・カマロ」の先行予約キャンペーンを発表するとともに、各モデルのキャンペーン限定価格を公表した。
  • シボレー・カマロ コンバーチブル(FR/6AT)【試乗記】 2011.9.19 試乗記 シボレー・カマロ コンバーチブル(FR/6AT)
    ……505万3000円

    シボレーブランドのアイコンカー「カマロ」にオープンモデル誕生。クール、ファン、フリーダムを掲げる、最新アメリカンスポーツの走りを試した。
  • 「キャデラックATS」にシルバーの特別仕様車が登場 2017.5.18 自動車ニュース 「キャデラックATSセダン」に特別仕様車「シルバームーンライトエディション」が登場。専用ボディーカラーの「シルバームーンライトメタリック」が特徴で、電動スライディングルーフやブラッシュドアルミナムトリムなどが特別装備される。
  • アウディQ2ファーストエディション(FF/7AT)【試乗記】 2017.5.18 試乗記 アウディのSUVファミリーである「Qシリーズ」に、最もコンパクトな「Q2」が登場。「今後の販売の柱」と位置づけられるニューモデルの実力を、装備充実の1.4リッターモデルで確かめた。
  • トヨタの軽「ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ 2017.5.12 自動車ニュース ダイハツ工業からOEM車として供給されている「トヨタ・ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ。2017年5月12日に、2代目となる新型が発売された。
  • AMG設立50周年を記念したスペシャルな「Gクラス」発売 2017.5.10 自動車ニュース メルセデス・ベンツ日本は2017年5月10日、「メルセデス・ベンツGクラス」の特別仕様車「メルセデスAMG G63 50th Anniversary Edition(アニバーサリーエディション)」を発表し、50台の台数限定で発売した。価格は2220万円。
  • BMW、「M3」と「M4」をマイナーチェンジ 2017.5.9 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月9日、「M3」と「M4」のマイナーチェンジモデルを発表し、同日発売した。また今回の一部改良に合わせて、走行性能を高めた仕様「M3コンペティション」と「M4コンペティション」を追加設定した。
  • ポルシェ・カイエンGTS(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.16 試乗記 発表から7年、その後のマイナーチェンジからもはや2年半が経過した2代目「ポルシェ・カイエン」。もはや円熟の域に達した感のある同車は今、われわれにどんな走りを見せてくれるのだろうか。スポーティーな「GTS」グレードのステアリングを握った。
ホームへ戻る