【オートモビル カウンシル2017】トヨタはハイブリッドの20年史をテーマに展示

2017.08.04 自動車ニュース
トヨタのブースに展示された、初代「プリウス」(1997年)。
トヨタのブースに展示された、初代「プリウス」(1997年)。

トヨタ自動車は、2017年8月4日に開幕した自動車イベント「オートモビル カウンシル2017」(会期:2017年8月4~6日)において、同社のハイブリッド車のデビュー20周年をテーマとする展示を行った。

「トヨタ・スポーツ800 ガスタービン・ハイブリッドカー」。ガスタービンエンジン(写真左)とモーターを併用するタイプのハイブリッド車である。
「トヨタ・スポーツ800 ガスタービン・ハイブリッドカー」。ガスタービンエンジン(写真左)とモーターを併用するタイプのハイブリッド車である。
歴代「プリウス」のニッケル水素バッテリー。写真手前が初代のもので、モデルチェンジするたびに(写真右奥に向かって)小型化されているのがわかる。
歴代「プリウス」のニッケル水素バッテリー。写真手前が初代のもので、モデルチェンジするたびに(写真右奥に向かって)小型化されているのがわかる。
トヨタ自動車の内山田竹志 取締役会長。これまでのハイブリッド車の隆盛については、あくまでユーザーに支えられた20年だったと振り返った。
トヨタ自動車の内山田竹志 取締役会長。これまでのハイブリッド車の隆盛については、あくまでユーザーに支えられた20年だったと振り返った。

会場では、レーシングカー「TS050 ハイブリッド」(写真)にいたるまで、さまざまなハイブリッド車が展示された。


	会場では、レーシングカー「TS050 ハイブリッド」(写真)にいたるまで、さまざまなハイブリッド車が展示された。

オートモビル カウンシルは、「CLASSIC MEETS MODERN」をテーマに千葉県の幕張メッセで開催される自動車イベント。さまざまなブランドの新車・旧車が並べられ、日本における自動車の文化的側面がアピールされる催しである。

昨年に続き2回目の出展となるトヨタのブースは、「ハイブリッド20年 動力の変遷と未来への挑戦」がテーマ。会場には、1970年代に開発されたガスタービンエンジン搭載の実験車両「トヨタ・スポーツ800 ガスタービン・ハイブリッドカー」や、1997年に初の量産型ハイブリッドカーとして発売された初代「トヨタ・プリウス」、最新のプラグインハイブリッド車である「プリウスPHV」、世界耐久選手権(WEC)に参戦するレーシングカー「トヨタTS050 ハイブリッド」などが展示された。

プレス向けのカンファレンスでは、初代プリウスの開発責任者を務めたトヨタ自動車取締役会長の内山田竹志氏が登壇。モータージャーナリストの山口京一氏との対談を交えながら、ハイブリッド車とともに歩んできた20年を振り返った。

いまではトヨタを支える大きな柱となったハイブリッド車だが、開発当初はベテランの部長に呼ばれ「間違った車両開発をしてはいないか? こんなクルマが売れるわけがない」などと言われたこともあるという内山田氏。生みの親の視点から、「プリウスが登場してから、お客さまは環境性能でクルマを選ぶようになりました。その点プリウスは、(もともとお客さまが潜在的に持っていた)新しい価値を顕在化させたクルマだと言えます」と、同車の存在意義を評価した。

さらに、「お客さまに20年支えられた結果として、いまのハイブリッドがある」などと、ハイブリッド車の歴史をつくった主役はあくまでユーザーであることを強調。「このほどトヨタのハイブリッド車も累計1000万台を突破しましたが、まだまだ通過点。これをコア技術としながら、さらに乗り越えていくクルマを開発したい」と、今後に向けての意欲ものぞかせた。

(文と写真=webCG 関 顕也)

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