第431回:「NV350キャラバン」の荷室には夢が一杯!
メディア対抗カート大会にwebCGチームが参戦

2017.08.11 エディターから一言
今回のメディア対抗カート大会は、静岡県御殿場市にあるレーシングカートコース、オートパラダイス御殿場で開催された。
今回のメディア対抗カート大会は、静岡県御殿場市にあるレーシングカートコース、オートパラダイス御殿場で開催された。

「日産NV350キャラバン」のマイナーチェンジを記念して(?)開催されたメディア対抗カート大会に、webCGチームが参戦。レインコンディションで行われた、熱いバトルの様子をリポートする。

マイナーチェンジを受けた「日産NV350キャラバン」。より押し出しの強いマスクを手に入れた。
マイナーチェンジを受けた「日産NV350キャラバン」。より押し出しの強いマスクを手に入れた。
エアコンの操作パネルにピアノブラックを採用するなど、インテリアの質感も向上した。
エアコンの操作パネルにピアノブラックを採用するなど、インテリアの質感も向上した。
床面にロンリューム加工を施した「トランスポーター」仕様も用意される。写真左にたたまれたパネルを展開すると、車中泊を可能にするベッド(オプション)ができあがる。
床面にロンリューム加工を施した「トランスポーター」仕様も用意される。写真左にたたまれたパネルを展開すると、車中泊を可能にするベッド(オプション)ができあがる。
こちらはさらにアグレッシブなスタイルのオーテック仕様「NV350キャラバン ライダー」。
こちらはさらにアグレッシブなスタイルのオーテック仕様「NV350キャラバン ライダー」。

個人所有が40%を超える

NV350キャラバンとカート? 不思議な組み合わせと思われるかもしれないが、実はNV350キャラバンはその広大な荷室を生かした、趣味のクルマとしても人気である。カート以外にも自転車やオートキャンプ、サーフィンなどに用いられることが多いそうだ。シゴトはもちろん、アソビにおいても広い荷室は正義である。まずはそのNV350キャラバンの話を少々。

いわゆる商用車は、法人登録(社用車)が販売の主流となるのが当たり前で、同じ日産の「NV150 AD」や「NV200バネット」をみると、個人登録されるクルマはそれぞれ5%、19%にすぎない。ところが、NV350キャラバンの場合は個人登録が41%にも上るという。もちろん、個人事業主の職人さんが仕事のアシとして使うものが大半を占めると思われるが、それでも“ウチのクルマ”として所有する人が半分近くもいるということに驚く。NV350キャラバンは、平日は仕事のアシに、休日は荷物をたっぷり積んでレジャーにと活躍しているのである。

2016年のデータでは、NV350キャラバンのセグメントシェアは約26%で、一見すると上々の数字といえなくもない。しかし、キャブオーバーバンのセグメント自体がNV350キャラバンを含めて2車種で構成されているので、実はライバルの後塵(こうじん)を拝している状態にある。日産の資料では競合車Aとなっているが、ライバルとは「トヨタ・ハイエース」である。なるほど、“A”はエースか。

そのため、今回のマイナーチェンジでは70%以上のシェアを誇るハイエースに追いつけ追い越せという内容の改良が行われた。デザインに優劣をつけられるものではないが、フロントグリルやバンパーがより押し出しの強いものとなり、さらにリアコンビランプがLEDとなったり、ドアミラーにクロームメッキが施されたりした。個人所有が多いため、カッコよさは非常に大事なポイントらしい。

また、衝突回避を支援する「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」を「バン」の全車で標準装備としたほか、頭上から見下ろしたような映像を見ながら駐車できる「インテリジェントアラウンドビューモニター」や、リアゲートを自動で開閉できる「バックドアオートクロージャー」も新たに設定された。この3つの装備は、現時点でハイエースには用意されておらず、日産が一歩先んじた形である。

2020年の東京オリンピックに向けて、キャブオーバーバンのマーケットは安定推移が見込まれている。トヨタも日産の抜け駆けを許さないだろう。NV350キャラバンVSハイエースの熱い戦いはまだまだ続く。

そして、熱い戦いといえば、今回のカート大会である。

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