【スペック】全長×全幅×全高=4820×1945×1410mm/ホイールベース=2745mm/車重=2320kg/駆動方式=4WD/6リッター W12DOHC48バルブターボ(575ps/6000rpm、71.4kgm/1700rpm)/価格=2415万円(テスト車=2524万7000円)

ベントレー・コンチネンタルGT(4WD/6AT)【試乗記】

得難い世界 2011.09.12 試乗記 ベントレー・コンチネンタルGT(4WD/6AT)
……2524万7000円

新型「ベントレー・コンチネンタルGT」に試乗。伝統のブランドが放つ最新モデルは、どんな走りを見せるのか?

スポーツカーとは違う味

フルモデルチェンジした「ベントレー・コンチネンタルGT」。本国では2010年に発表、わが国には2011年2月に導入された。6リッター12気筒にフルタイム4WDという成り立ちは従来型から継承。改良点として、出力とトルクが増加し、トルク配分が従来の50対50から40対60へ、そして6段ATのシフト時間が半分になったことが挙げられる。

早く快適なクーペ、という「コンチネンタルGT」の根幹にあるコンセプトは、新型にも引き継がれている。「スーパーカーのような走りをしつつも、乗り心地や実用性を犠牲にはしていません」と、フォルクスワーゲン傘下でベントレーがスタートを切ったときからさきごろまでCEOを務め、ベントレーを成功に導いたドクター・フランツ=ヨゼフ・ペフゲンはかつて、発表にあたってこのクルマをひと言で表現した。

新型コンチネンタルGTに乗ると、ドクター・ペフゲンの言葉を実感する。グランドツアラーといっても、アストン・マーティンやポルシェのように限りなくスポーツカー寄りではない。比較的高い着座位置で、革とウッドとメタルに囲まれながら、高速移動が出来る――。優雅で快適という点において、ライバルから抜きんでているのが、新型コンチネンタルGTの真骨頂だ。

手仕事で仕立てられるインテリア。前席の背もたれをスリム化するなどした結果、後席のニールームは46mm広くなった。
手仕事で仕立てられるインテリア。前席の背もたれをスリム化するなどした結果、後席のニールームは46mm広くなった。
楕円(だえん)型のランプなど、新型「コンチネンタルGT」はディテールにまで、先代モデルのイメージが継承される。そのボディーパネルの製造に際しては、熱したアルミパネルを空気圧で成形する「スーパーフォーミング製法」が用いられる。
楕円(だえん)型のランプなど、新型「コンチネンタルGT」はディテールにまで、先代モデルのイメージが継承される。そのボディーパネルの製造に際しては、熱したアルミパネルを空気圧で成形する「スーパーフォーミング製法」が用いられる。

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