第70回:「だってフェラーリだから」

2017.12.05 カーマニア人間国宝への道

鼻毛の激軽ハンドル

「跳ね馬を2000台直したメカ」ことアリアガレージ工場長の平澤雅信氏によって、赤い玉号はついに仕上がった(たぶん)!

ただですね、買った時点で赤い玉号がガタガタのポンコツだったわけではまったくなく、フツーならそのまんまで何ら問題ありませんでした。めったに乗らないクルマだし、見た目はカンペキだし!

クラシックフェラーリは見た目が9割、あとは動けばそれで良し。そう思えば、ハンドルが軽すぎてステアリングインフォメーションが皆無とか、そんなことは鼻の穴から鼻毛が1本出てるか出てないか程度のこと! ただ私はその鼻毛にこだわる珍しいオーナーだったということに過ぎません。

で、その鼻毛の激軽ハンドルに関して、金髪リーゼント+金のネックレスの酒井メカより、口ベタな訂正が入りました。

酒井「あの、読みましたけど、ペンキは赤じゃなく黄色です」

オレ「え? あの赤い線じゃなかったの?」

酒井「あれじゃないッス」

私は彼から「ペンキで印がついていた」と聞いて、てっきり合印的な線だと思い、それらしき赤い線を発見してこれに違いないと思い込んだのですが、それは私の早とちりだったのです!

“赤い玉号”こと筆者の「フェラーリ328GTS」はアリアガレージ工場長の平澤雅信氏のもとで車高アップとアライメント調整を行った。
“赤い玉号”こと筆者の「フェラーリ328GTS」はアリアガレージ工場長の平澤雅信氏のもとで車高アップとアライメント調整を行った。
“赤い玉号”の激軽ハンドル問題も金髪リーゼントの酒井メカによって解決した!(写真=池之平昌信)
“赤い玉号”の激軽ハンドル問題も金髪リーゼントの酒井メカによって解決した!(写真=池之平昌信)
当連載の第67回で紹介したステアリングシャフト接続部の写真について、酒井メカから訂正が入った。
当連載の第67回で紹介したステアリングシャフト接続部の写真について、酒井メカから訂正が入った。
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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