【スペック】全長×全幅×全高=4325×1810×1460mm/ホイールベース=2640mm/車重=1340kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(140ps/6000rpm、19.9kgm/3750rpm)/価格=275万円(テスト車=同じ)

ルノー・メガーヌ GTライン(FF/CVT)【試乗記】

穏やかなルノースポール 2011.08.24 試乗記 ルノー・メガーヌ GTライン(FF/CVT)
……275万円
ホットモデル「ルノースポール」をラインナップする「メガーヌ」シリーズにおいて、「GTライン」とはどんな存在なのか? 「プレミアムライン」とも比べながら考えた。

日本人好みのメガーヌ

ルノーのスポーツモデルというと「ルノースポール(RS)」を思い浮かべる人が多いと思うが、本国ではそれ以外に「GT」というシリーズもある。わが国で現在販売されている「トゥインゴ」のほか、「メガーヌ」や「ラグナ」にもラインナップされていて、両車は先代モデルから売られていた。

このうち先代の「メガーヌGT」には、昔フランスで乗ったことがある。『webCG』でも試乗記を掲載したので、記憶にある読者がいるかもしれない。「メガーヌRS」と同じ2リッターターボエンジンを搭載しながらもチューニングは穏やかで、シャシーを含めてRSと普通のメガーヌの中間に位置することが分かる性格だった。
6段MTしか選べなかった先代モデルは、2ペダルがメインの日本市場ではRSと存在がカブるためか、輸入はされなかった。でも本国では人気だったようで、新型では普通のメガーヌと同じエンジンを積む車種にも、パッケージオプションの形で選べるようになった。これが「GTライン」だ。BMWの「M3」に相当するRSに対し、GTラインは3シリーズの「Mスポーツパッケージ」に近い存在と言えるかもしれない。

最近の日本のユーザーは、パワートレインについてはイージードライブでありつつ、デザインやハンドリングではスポーティなテイストを求める人が多い。メルセデス・ベンツの「アバンギャルド」や日産の「ハイウェイスター」人気がそれを証明している。GTラインの成り立ちは、こうしたトレンドに合致している。
しかも新型は、2リッターエンジンとコンビを組むトランスミッションが、時代遅れと揶揄(やゆ)されてきた4段ATから、CVTに代わった。こちらもまた、わが国のユーザーに受け入れやすい。つまりGTラインは、もっとも日本人好みのメガーヌかもしれない。

ダークカーボンのインテリア。
ダークカーボンのインテリア。
リアバンパーはボディ同色となり、グレーメタリックのリアディフューザーが備わる。
リアバンパーはボディ同色となり、グレーメタリックのリアディフューザーが備わる。
ルノースポールの手になるシャシーは、「プレミアムライン」比で、フロントのスプリングレートが19%、リアのスプリングレートが10%高められ、車高は12mmローダウンされた。
ルノースポールの手になるシャシーは、「プレミアムライン」比で、フロントのスプリングレートが19%、リアのスプリングレートが10%高められ、車高は12mmローダウンされた。

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