第461回:新型「Aクラス」のインテリアを先行公開
商圏拡大を担う新しいメルセデスの出来栄えを占う

2017.12.14 エディターから一言
新型「メルセデス・ベンツAクラス」のインテリアのスケッチ。
新型「メルセデス・ベンツAクラス」のインテリアのスケッチ。

オーナー層の若返りという難しいミッションを、見事に果たした「メルセデス・ベンツAクラス」が、間もなくモデルチェンジするという。技術説明会で先行公開されたそのインテリアとともに、“コンパクトメルセデス”に課せられた、次なる使命をリポートする。

メルセデス・ベンツでコンパクトカーの開発を統括するクリストフ・エバライン氏。
メルセデス・ベンツでコンパクトカーの開発を統括するクリストフ・エバライン氏。
車内空間については、ショルダールーム(フロント+9mm、リア+22mm)、エルボールーム(フロント+35mm、リア+36mm)およびヘッドルーム(フロント+7mm、リア+8mm)を拡大。ユーティリティーの改善が図られている。
車内空間については、ショルダールーム(フロント+9mm、リア+22mm)、エルボールーム(フロント+35mm、リア+36mm)およびヘッドルーム(フロント+7mm、リア+8mm)を拡大。ユーティリティーの改善が図られている。
多機能ステアリングホイールは「Sクラス」譲りのもの。メーター類などを集約した液晶パネルは10インチ×2、10インチ+7インチ、7インチ×2の3通りがある。
多機能ステアリングホイールは「Sクラス」譲りのもの。メーター類などを集約した液晶パネルは10インチ×2、10インチ+7インチ、7インチ×2の3通りがある。

モデルチェンジのキモはユーティリティーの改善

2018年の春にデビューが予定されている新型メルセデス・ベンツAクラス。デビューを控え、ウェブ上でもカムフラージュ柄をまとったスパイショットを多く見かけるようになってきた。その新型Aクラスのインテリアデザインをはじめとする一部仕様が、ドイツ・シュトゥットガルトで報道陣向けに開催された技術解説カンファレンス「テックデイ」にて先行公開された。

初代のAクラスが登場したのは1997年のこと。以来、20年間、3世代にわたって約300万台のAクラスが生産されてきた。2012年に登場した現行型ではコンセプトやデザインを一新。若年層の取り込みを積極的に狙う一方で、「Bクラス」「CLA」「CLAシューティングブレーク」「GLA」など派生モデルも数多く誕生し、Aクラスをベースとするコンパクトファミリーは、世界でのべ555万5555台以上が供給されてきたという。

果たして4代目Aクラスはどのように変わるのか。この日はエクステリアデザインやパワートレインをはじめとするスペックの詳細についてはまだ公表できないという前提だったため、モデルチェンジの狙いなどについて、開発責任者のクリストフ・エバライン氏に話を聞いてみた。 

――3代目Aクラスは、モデル数も販売地域も増えて世界的にも成功したモデルといえると思います。今回のモデルチェンジの狙いは何なのでしょうか?

クリストフ・エバライン氏(以下エバライン):現行のAクラスは世界的に成功したモデルといえます。特にわれわれの強みはデザインの良さ、スポーツ性に優れた点にあった。一方で、視界の広さ、乗り込みのしやすさ、空間の広さなどに関しては課題もありました。強みはさらに向上させる一方で、この課題を改善することが主な狙いです。

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