0-100km/hは3.25秒!

そして迎えた、2017年11月16日。筆者はダラーラ・ストラダーレのワールドプレミアを目撃すべくパルマへと向かった。

ダラーラ社は、パルマから半時間ほど西の山に向かったところにある小さな町に本拠を構えている。発表会は本社ではなく、新たにストラダーレ用として建設されたファクトリー脇の特設会場で行われた。新工場の場所は、ジャンパオロの生家の並び、彼が70年代初頭に独立して初めてファクトリーを構えた記念すべき場所に隣接していた。ジャンパオロは原点に立ち戻ったというわけだ。

ピエロ・フェラーリをはじめ、ステファノ・ドメニカリ、オラチオ・パガーニ、アレッサンドロ・ザナルディといったスーパーカー界、モータースポーツカー界の有名人が顔をそろえる。ジャンパオロのスピーチが始まった。

イタリア語の長いスピーチが終わると、いよいよ、ストラダーレの披露だ。ジャンパオロ自らアンベール。平べったい、まるでレーシングカーのようなスタイルのオープンスポーツカーが現れた。

ストラダーレの概要は、いたってシンプルである。得意のプリプレグ・オートクレーブ成形CFRPモノコックに前後アルミニウムフレームという、スーパーカーの世界では常識的な成り立ちだ。フロントのアルミニウムフレームと接合する部分にはプリプレグのプレスモールディング成形を使う。

ドライバーの背後に横置きされたエンジンは、軽量かつ強固なフォード製2.3リッター直4エンジンブロックをベースに、ダラーラのエンジニアリング部門が独自の設計部品を織り込み、ツインターボ化したもの。エンジンやシャシーのマネジメントシステムは、長年ダラーラ社と協力関係にある独ボッシュ社との共同開発である。

最高出力400ps&最大トルク500Nmというエンジンスペックは、乾燥重量わずかに855kgという車体には十二分というべきで、しかも将来的にはさらなるスペック向上の余地もあるという。

最高速280km/h、0-100km/h加速は3.25秒。トランスミッションは6段MTもしくは6段ロボタイズド・パドルシフトを選ぶことができる。

ダラーラは「ストラダーレ」のために、ダラーラ・アウトモビッリの原点ともいえる村の中に新工場を建設した。今回の発表会は、その新工場の駐車場に設営された特設テントで行われた。
ダラーラは「ストラダーレ」のために、ダラーラ・アウトモビッリの原点ともいえる村の中に新工場を建設した。今回の発表会は、その新工場の駐車場に設営された特設テントで行われた。
ジャンパオロ・ダラーラゆかりの土地に新設なったロードカー専用のアッセンブリー工場。生産台数は600台に限定されており、10台のローンチエディションはすべて同社のカンパニーカラー、つまり青か黄に塗られている。その後、90台のシグネチャーエディション(ジャンパオロのサイン入りモデル)が生産される。ここまではすでに完売している。
ジャンパオロ・ダラーラゆかりの土地に新設なったロードカー専用のアッセンブリー工場。生産台数は600台に限定されており、10台のローンチエディションはすべて同社のカンパニーカラー、つまり青か黄に塗られている。その後、90台のシグネチャーエディション(ジャンパオロのサイン入りモデル)が生産される。ここまではすでに完売している。
カーボン製センターモノコックに前後アルミニウム製のサブフレームという、今最もポピュラーなスポーツカーレイアウトを採用する。
カーボン製センターモノコックに前後アルミニウム製のサブフレームという、今最もポピュラーなスポーツカーレイアウトを採用する。
カーボンシャシーのおかげで、ボディーパネルなしの状態でも走行可能である。それゆえバルケッタからクーペまでユーザーが好みで選べ、脱着も可能というアイデアも実現した。
カーボンシャシーのおかげで、ボディーパネルなしの状態でも走行可能である。それゆえバルケッタからクーペまでユーザーが好みで選べ、脱着も可能というアイデアも実現した。
発表会を終え、新工場を見学したのち、ジャンパオロ・ダラーラ本人が完成したばかりの「ストラダーレ」を駆って街中をドライブするというサプライズが。同時に数台のローンチエディションがバリラ氏など、招待された有名エンスージアストに納車された。
発表会を終え、新工場を見学したのち、ジャンパオロ・ダラーラ本人が完成したばかりの「ストラダーレ」を駆って街中をドライブするというサプライズが。同時に数台のローンチエディションがバリラ氏など、招待された有名エンスージアストに納車された。
あなたにおすすめの記事
新着記事