【スペック】全長×全幅×全高=4213×1779×1469mm/ホイールベース=2578mm/車重=1420kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(235ps/5500-6300rpm、30.6kgm/2200-5500rpm)(欧州仕様車)

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI エディション35(FF/6AT)【海外試乗記】

感慨ふたたび 2011.07.10 試乗記 フォルクスワーゲン・ゴルフGTI エディション35(FF/6AT)

元祖ホットハッチ「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」に、パワーを上乗せしたアニバーサリーモデルが登場。その走りを、ドイツ本国で試した。

35年の集大成

「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」の誕生35周年を記念して、「ゴルフGTI エディション35」という名の特別仕様モデルがデビューした。
150km/hも出れば十分に高性能とされた1970年代半ば、1.6リッターSOHC 4気筒の何の変哲もないエンジンにKジェトロニックを組み合わせて110psを発生し、最高速度180km/hを達成した(『CAR GRAPHIC』1977年10月号で行われた谷田部のテストで、実際に176.9km/hを記録している)初代「ゴルフGTI」は、“I”の文字が意味するインジェクション(燃料噴射装置)に憧憬(しょうけい)と畏怖(いふ)の念とを呼び起こしたことで、日本のエンスージアストにはとりわけ感慨深いモデルだった。

初代ゴルフGTIのすごさ、それは高性能な大排気量車さえ打ち負かしてしまうほどのパフォーマンスを有していながら、外観に一切威圧的な部分がなく、スタンダードなコンパクトカーとまったく変わらぬ扱いやすさを備えていた点にあったのではないか? その意味において、ゴルフGTIはいわゆるホットハッチの概念を塗り替えただけでなく、その後の高性能車のあり方に一石投じたモデルだったともいえる。

その35年分の進化の集大成として登場したゴルフGTI エディション35は、端的にいって“史上最強のゴルフGTI”でもある。最高出力はノーマル比+24psの235ps(173kW)。パワーウェイトレシオは6.04kg/psを実現し、最高速度は247km/hに達するという。

このパワーを受け止める足まわりには、ノーマルGTIと同様、スタンダードなゴルフよりも車高を15mm落としたスポーツシャシーを採用。タイヤはノーマルGTIの225/45R17に代えて225/40R18を標準装備し、オプションで225/35R19も選べるという。いまやゴルフでさえ19インチを履く時代なのだ! これにともない、これまで18インチタイヤとセットオプションとされていた「DCC(アダプティブシャシーコントロール)」も標準装備となるもようだ。


フォルクスワーゲン・ゴルフGTI エディション35(FF/6AT)【海外試乗記】の画像
インテリアの様子。ゴルフボールをモチーフにしたシフトノブが目を引く。
インテリアの様子。ゴルフボールをモチーフにしたシフトノブが目を引く。
「ゴルフGTI エディション35」には、「ワトキンス グレン」(アメリカのニューヨーク州にあるサーキットの名称)と呼ばれる18インチホイールが標準で備わる。オプションで19インチも選択可能。
「ゴルフGTI エディション35」には、「ワトキンス グレン」(アメリカのニューヨーク州にあるサーキットの名称)と呼ばれる18インチホイールが標準で備わる。オプションで19インチも選択可能。

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