【スペック】全長×全幅×全高=4990×1910×1430mm/ホイールベース=2915mm/車重=1920kg/駆動方式=4WD/3リッターV6DOHC24バルブスーパーチャージャー付き(300ps/5250-6500rpm、44.9kgm/2900-4500rpm)/価格=879万円(テスト車=1014万円/バング&オルフセンアドバンスドサウンドシステム=84万円/LEDヘッドライト=30万円/電動チルト式2ウェイガラスサンルーフ=21万円)

アウディA7スポーツバック 3.0TFSIクワトロ(4WD/7AT)【試乗記】

活動的な芸術家に 2011.06.27 試乗記 アウディA7スポーツバック 3.0TFSIクワトロ(4WD/7AT)
……1014万円

“4ドアクーペ”を名乗る、大きなボディの新型アウディ「A7スポーツバック」は、どんなクルマなのか? 高速から峠まで、その実力を試した。

興味をそそるプロフィール

「A6」ベースの大型4ドアクーペが「A7スポーツバック」である。ひと足先に出た「A5スポーツバック」の兄貴分だ。
このシリーズは、「耽美(たんび)派高級5ドア・ハッチバック」とも言うべきアウディの“スポーツバック・コンセプト”を製品化したものである。かなりのニッチ商品に思えるのに、最初からこんなに品ぞろえを広げて大丈夫なんだろうか。この先、「A9スポーツバック」も出るのだろうか。なんて野次馬的興味も沸くが、とにかく最近のアウディのバイタリティには目を見張る。

A6ベースとはいっても、A7スポーツバックのボディは堂々たるフルサイズである。全長は5m。全幅も1.9mを超す。デカさではA6よりも「A8」に近く、A5スポーツバック(全長4710mm、全幅1855mm)と間違われる心配はなさそうだ。
クワトロ・システムと組み合わされるパワーユニットは、スーパーチャージャー付きの3リッターV6+7段Sトロニック。本国でもガソリンモデルはこのエンジンがいちばん大きい。

“スポーツバック”という、若々しくて軽快なサブネームを持ちながら、ボディは5m級のフルサイズ。しかし、エンジンはフォルクスワーゲングループのトレンドに従った“ダウンサイジング済”の3リッター。意外性に満ちた新型アウディの“走り”やいかにと路上に出ると、背筋がゾクゾクッとした。

ハッチバックスタイルの「A7スポーツバック」。「クーペのエモーション、セダンの快適性とプレステージ性、アバント(ワゴン)の実用性を融合したクルマ」とアウディはうたう。
ハッチバックスタイルの「A7スポーツバック」。「クーペのエモーション、セダンの快適性とプレステージ性、アバント(ワゴン)の実用性を融合したクルマ」とアウディはうたう。
インテリアの様子。ダッシュボード上端から左右へと回り込むベルトライン(ラップアラウンド)と、波型に配される前方のパネル類がデザイン上の特徴となっている。
インテリアの様子。ダッシュボード上端から左右へと回り込むベルトライン(ラップアラウンド)と、波型に配される前方のパネル類がデザイン上の特徴となっている。
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