【スペック】全長×全幅×全高=4785×1820×1530mm/ホイールベース=2710mm/車重=1470kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ(122ps/5000rpm、20.4kgm/1500-4000rpm)/価格=346万円(テスト車=397万4500円)

フォルクスワーゲン・パサートヴァリアントTSIコンフォートライン(FF/7AT)【ブリーフテスト】

フォルクスワーゲン・パサートヴァリアントTSIコンフォートライン(FF/7AT) 2011.06.26 試乗記 ……397万4500円
総合評価……★★★★
1.4リッターターボエンジンを搭載して生まれ変わった「フォルクスワーゲン・パサート」。その走りと使い勝手をワゴンモデルで試した。
新型「パサート」のフロントマスクは、先代モデルに比べてシャープな印象に。オプションのバイキセノンヘッドランプには、15個のLEDで構成されるポジションランプも備わる。
フォルクスワーゲン・パサートヴァリアントTSIコンフォートライン(FF/7AT)【ブリーフテスト】

本気の実用ワゴン

丸みを帯びて豪華なフロントマスクから、直線的で実直な顔つきになった新型「パサート」。初代や2代目「ゴルフ」で「ドイツ車のよさ」をたたき込まれた世代には、うれしいフェイスリフト……否! フルモデルチェンジである。シャシーほか骨格類は基本的に先代のそれを継続使用。しかしコンセプトは一変。3.6リッターまでそろえた6代目と異なり、7代目は1.4リッター直4ターボから販売をスタートする。世界的に求められる省燃費への対応はもとより、ことにエネルギー消費抑制に躍起になっている中国政府と、しかしドンガラの大きなクルマを好むかの地のユーザーをにらんだ販売政策といえよう。

ニューパサートの、スペックから推測される動力性能は旧1.8リッターターボに及ばないが、低回転域から十分なトルクを供給する過給器付きエンジンと、ギアごとに駆動力を直接クラッチで伝える多段DSGのメリットを生かし、ドライバーに痛痒(つうよう)を感じさせない。4気筒パサート最大の敵は、ドライブフィールへの不安ではなく、「1.4リッターなのに350万円!」と驚く、日本の消費者の常識かもしれない。

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