【スペック】セダクション:全長×全幅×全高=4330×1790×1490mm/ホイールベース=2610mm/車重=1310kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブ(120ps/6000rpm、16.3kgm/4250rpm)/価格=256万円(テスト車=同じ)

シトロエンC4 セダクション(FF/4AT)/エクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】

乗ってナンボ 2011.06.22 試乗記 シトロエンC4 セダクション(FF/4AT)/エクスクルーシブ(FF/6AT)
……256万円/299万円
シトロエンのCセグメントカー「C4」がフルモデルチェンジ。先代からどのような進化を遂げているのか? 2つのグレードに試乗した。

オーソドックスな仕立て

新型「シトロエンC4」の試乗会は、いつものテストドライブより少し厳しい目で臨むことになった。理由のひとつは1週間前にライバルと目される新型「ルノー・メガーヌ」の試乗会に参加し、好印象を得ていたこと。そしてもうひとつは、僕自身が家族用の車両として旧型C4を所有しているからだ。

モデルチェンジとともに日産と共同開発した2リッターエンジンとCVTを導入したメガーヌに対し、新型C4のベースグレード「セダクション」が積む1.6リッターとトルコン式4段ATは、形式的には自分が所有する旧型と同じなのである。
新型にはほかに、1.6リッターターボの上級グレード「エクスクルーシブ」も存在する。ただしこちらのトランスミッション6段EGS(エレクトリック・ギアボックス・システム)はシングルクラッチ方式の2ペダルMTで、近年欧州車で採用例が増えているデュアルクラッチトランスミッションと比べると、見劣りするという印象は否めない。

しかもスタイリングは、フランス車らしい優しい曲線で描かれた新型メガーヌや旧型C4と比べると、かなり実用的な造形で、3世代前の「ZX」を思わせる。インテリアも同じで、スケルトンタイプのデジタル式センターメーターや、センターパッドが固定のステアリングといった個性的なディテールは姿を消した。
この点はインポーターも認めていて、同じクラスにスペシャリティな「DS4」が存在することから、C4はあえてオーソドックスに仕立てたのだという。
つまり新型C4は、デザインやメカニズムといった表面的な部分からは、魅力を見いだすことが難しい。「乗ってナンボ」なクルマなわけで、その点でも普段より厳しい目で試乗に臨むことになったのだった。

 
シトロエンC4 セダクション(FF/4AT)/エクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】の画像
自然吸気の1.6リッターエンジンは、従来型と同じく120psと16.3kgmを発生する。
自然吸気の1.6リッターエンジンは、従来型と同じく120psと16.3kgmを発生する。
 
シトロエンC4 セダクション(FF/4AT)/エクスクルーシブ(FF/6AT)【試乗記】の画像
先代モデル(352リッター)より拡大された荷室は380リッターの容量。なお、ライバルとなる「フォルクスワーゲン・ゴルフ」は350リッター。
クリックするとシートアレンジによる荷室の変化が見られます。
先代モデル(352リッター)より拡大された荷室は380リッターの容量。なお、ライバルとなる「フォルクスワーゲン・ゴルフ」は350リッター。
	クリックするとシートアレンジによる荷室の変化が見られます。

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