日産、新型「ラフェスタ ハイウェイスター」発売

2011.06.15 自動車ニュース
「日産ラフェスタ ハイウェイスター」
「日産ラフェスタ ハイウェイスター」がフルモデルチェンジ

「日産ラフェスタ ハイウェイスター」がフルモデルチェンジ

日産自動車は2011年6月15日、Mクラスミニバンの「ラフェスタ ハイウェイスター」をフルモデルチェンジして発売した。

■マツダからOEM供給

2004年に登場した「ラフェスタ」のなかで、スポーティな位置づけの「ラフェスタ ハイウェイスター」がフルモデルチェンジした。このラフェスタ ハイウェイスターは、「マツダ・プレマシー」がベースのOEM供給モデル。しかし、プレマシーとは異なるデザインをまとうのが特徴だ。一方、現行モデルの「ラフェスタ JOY」はエントリーモデルとして継続販売され、ラフェスタはラフェスタ ハイウェイスターとラフェスタ JOYの2本立てになる。ちなみに、マツダから日産へのOEM供給は、乗用車としてはこのラフェスタ ハイウェイスターが初めてである。

これまでのラフェスタは、機能面では高い評価を得ていた一方、よりスタイリッシュな外観を求める声が多かったという。これに応えるべく、新型ラフェスタ ハイウェイスターのエクステリアは、ダイナミックなボディラインに加えて、水平基調のクロームグリルやロー&ワイドを強調するフロントバンパーなどの採用により、ハイウェイスターシリーズにふさわしいデザインとなっている。

ヘッドライトとフロントフェンダー以外は、ラフェスタ ハイウェイスター独自のデザインを採用。とくにドア部分は、プレマシーの特徴でもある彫りの深いラインを排し、「エルグランド ハイウェイスター」のイメージを受け継ぐデザインとした。リアについても専用のメッキパーツを配置することなどによりオリジナリティを高めている。こうして、OEMでありながら、ベースモデルとは異なるデザインに仕上げられた。

一方、インテリアについては、バッジ類の変更はあるものの、基本的にはプレマシーのデザインを継承する。上級グレードに用意されるパイピング&ステッチ付きのシートは、ラフェスタ ハイウェイスター独自のデザインである。

■全車エコカー減税に適合

ラインナップは、「ハイウェイスター Jパッケージ」「ハイウェイスター」「ハイウェイスター G」の3グレードで、ハイウェイスター Jパッケージがエントリーグレード、ハイウェイスター Gが装備充実の豪華仕様という位置づけだ。FFと4WDが用意され、FFが199万1850円から、4WDが228万9000円からとなる(ハイウェイスター JパッケージはFFのみの設定)。

搭載されるエンジンは、全車2リッター直噴ガソリンエンジンで、FFが150ps、4WDは139psとスペックが異なる。組み合わされるトランスミッションは、FFがマニュアルモード付きの5AT、4WDは4AT。アイドリングストップはFFのハイウェイスターとハイウェイスター Gにのみ搭載され、10・15モード燃費は、ハイウェイスター(FF)が16.0km/リッター、ハイウェイスター Jパッケージとハイウェイスター G(FF)が15.0km/リッター、4WDのハイウェイスターとハイウェイスター Gが11.2km/リッターだ。全車エコカー減税の対象である。

両側スライドドア(電動スライドドアはハイウェイスター Gに標準、他はメーカーオプション)、セカンドシートがベンチシート/キャプテンシートの二通りに使える"フレキシブルシート"、ロングスライドのセカンドシート、サードシートを倒すことにより得られる広大なラゲッジルームなど、プレマシーが誇るMクラスミニバンとしての機能性は当然継承している。

プレマシーとは別の個性が与えられたラフェスタ ハイウェイスター。ベース車より幅広いユーザーを獲得する可能性もありそうだ。

(文=生方聡)

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