【スペック】全長×全幅×全高=4895×1895×1365mm/ホイールベース=2855mm/車重=1930kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブツインターボ(320ps/5800rpm、45.9kgm/1300-4500rpm)/価格=1028万円(テスト車=1133万6000円/プラスパッケージ=22万円/スタースポーク・スタイリング367アロイホイール=30万円/アダプティブドライブ=40万円/ソフトトップ・アンソラジット=3万6000円/メタリックペイント=10万円)

BMW640iカブリオレ(FR/8AT)【試乗記】

華やかだけど根はマジメ 2011.05.29 試乗記 BMW640iカブリオレ(FR/8AT)
……1133万6000円
新型「6シリーズ」のトップバッターとして導入されたオープンモデル。3リッター直6のベースグレードに試乗して、走りと乗り心地を確かめた。

機能に妥協なし

日本の輸入車シーンは、多くのカテゴリーをドイツ勢が席巻している。しかし例外もある。たとえば1000万円以上のラグジュアリーマーケットだ。とくにクーペやカブリオレについては、イギリス車やイタリア車の姿を見かけることが少なくない。
この価格帯ともなると、さすがにハードウェア面に大きな差はない。昔のイギリス車やイタリア車は信頼性に不安があったが、現在はそういった問題は解消した。となるとデザインやマテリアル、レスポンスやサウンドなどの「味」が重要になってくるわけで、機能と品質で押してきたドイツ車の優位性が薄れるのは仕方がない。

もちろん彼らはそんなことは承知している。だからロールス・ロイスやベントレーを手中に収めたのだろうが、だからといって自分たちの持ち駒を欠かしたりはしない。BMWも例外ではなく、「6シリーズ」に2度目のモデルチェンジを実施して市場に送り込んだ。

今回はカブリオレからの投入で、日本仕様は「640iカブリオレ」と「650iカブリオレ」の2タイプ。といっても排気量は額面どおりではなく、試乗した前者は3リッター直列6気筒、後者は4.4リッターV型8気筒のいずれもターボ付きとしてダウンサイジング化を果たし、ATは8段にバージョンアップした。さすがはドイツ生まれ、機能面でのアドバンテージに手抜かりはない。

標準装備されるダコタレザーのシート。カラーは写真のアイボリーホワイトのほか、ブラックとシナモンブラウンが選べる。
標準装備されるダコタレザーのシート。カラーは写真のアイボリーホワイトのほか、ブラックとシナモンブラウンが選べる。
3リッター直6ターボエンジンは、最高出力320ps、最大トルク45.9kgmを発生。0-100km/h加速は5.7秒。
3リッター直6ターボエンジンは、最高出力320ps、最大トルク45.9kgmを発生。0-100km/h加速は5.7秒。
 
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